企画展Ⅲ「core of bells | WEEKENDウィークエンド」藤沢市アートスペース

企画展Ⅲ「core of bells | WEEKENDウィークエンド」藤沢市アートスペース

名称:「core of bells | WEEKENDウィークエンド」藤沢市アートスペース
開催期間:2020年10月10日(土)〜2020年12月20日(日)
休館日:月曜日(ただし11月23 日は開館、11月24日[火]は休館)
開館時間:10:00-19:00(入場は18:30まで)
観覧料:無料
会場:藤沢市アートスペース〈アクセス〉
主催:藤沢市、藤沢市教育委員会
後援:神奈川新聞社、株式会社ジェイコム湘南・神奈川、レディオ湘南
協力:公益財団法人藤沢市みらい創造財団、一般財団法人藤沢市開発経営公社
住所:〒251-0041神奈川県藤沢市辻堂神台2-2-2 ココテラス湘南6階(藤沢市生涯学習部文化芸術課)
TEL:0466-30-1816
URL:藤沢市アートスペース
 2003年、ハードコア・パンクバンドとして藤沢市で結成したcore of bellsは、実験的な音楽活動を行ってきました。彼らは、ジャンルの垣根を超えて美術家やパフォーマーとコラボレーションを繰り返す中、観客と「共有する時間」を音楽として捉えるようになります。現在は、楽器を演奏するだけでなく、まるで演劇のようでそうでない、観客を巻き込んだ時に挑発的で時に退屈なパフォーマンスを行っており、その手法は、発表の度に多様になる一方です。
彼らをもはや、ハードコア・パンクバンドという音楽の一ジャンルとしては語れません。しかし、彼らが演出する作品は、ステージ上ではなく日常的な空間に拡張していくような新たな音楽として確かに体感できます。
core of bellsにとって、展覧会形式での初の発表となる本展では、2年間かけて制作してきたプロジェクトである「WEEKEND」を映像とインスタレーションで展開します。
 2011年以降、「幽霊」「気配」「退屈」を作品のテーマとしてきた彼らが今回描くのは、近未来、緩やかに崩壊した後の世界で、過去の記憶を再演し続ける人々です。登場するものたちが様々な形で再演する退屈は、私達の現在の日常を反映しています。そして鑑賞者は、映像から取り残されたように配置されたインスタレーションとその映像をシンクロさせて作品全体を見ることで、「気配」や「幽霊」も感じとることができる空間となるでしょう。

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