財団設立70周年記念「細川家四代展 ―護立・護貞・護熙・護光―」永青文庫

財団設立70周年記念「細川家四代展 ―護立・護貞・護熙・護光―」永青文庫

名称:財団設立70周年記念「細川家四代展 ―護立・護貞・護熙・護光―」永青文庫
開催期間:2021年2月13日(土)~4月11日(日)
開館時間:10:00~16:30 (入館は16:00まで)
休館日:月曜日 (但し11/23・2021/1/11は開館し、11/24・2021/1/12は休館)、
  年末年始(12/28~2021/1/8)
住所:〒112-0015東京都文京区目白台1-1-1
TEL:03-3941-0850
URL:永青文庫
 細川家の歴代当主たちは、戦国時代を生きた初代・藤孝や2代・忠興をはじめ、武将として軍事に携わり、また藩主として熊本藩を治めたばかりでなく、和歌・能楽・茶の湯・博物学・絵画などの文化芸術を愛好したことで知られます。その芸術に向き合う細川家の姿勢は、現在に至るまで脈々と受け継がれています。
 16代・護立(1883~1970)は“美術の殿様”として知られ、刀剣や禅画、東洋美術を収集し、同時代の芸術家を庇護しました。昭和25年(1950)には「財団法人永青文庫」を設立しています。17代・護貞(1912~2005)は日本工芸会会長等を務め、美術愛好家として著書を多く出版したほか、陶磁器の作品展を開き、絵画や文房具などを収集しました。当代の護熙(1938~)は、熊本県知事や第79代内閣総理大臣を務めるなど政治家として活動後、還暦を機に焼きものを始め、近年は京都・奈良の寺院の襖絵に挑むなど、旺盛な制作活動を続けています。護光(1972~)は20歳代で作陶を始め、2006年に熊本で開窯。各地の個展で精力的に作品を発表しています。
 本展は、護立・護貞・護熙・護光にいたる近現代の細川家四代が、自ら制作した作品を一堂に展示する、初めての試みです。700年あまり続く細川家に受け継がれた芸術表現の営みをご覧ください。

関連記事

コメントは利用できません。

ピックアップ記事

  1. 特別展「法然と極楽浄土」東京国立博物館
  2. 井上安治生誕160年記念「情景の絵師がみつめたModern times ガス燈ともる東京風景」展 ガスミュージアム
  3. 「生誕120年記念 黒田辰秋」鍵善良房
ページ上部へ戻る