「文化遺産調査特別展 名家のかがやき —近郊郷士の美と文芸—」足立区立郷土博物館

「文化遺産調査特別展 名家のかがやき —近郊郷士の美と文芸—」足立区立郷土博物館

名称:「文化遺産調査特別展 名家のかがやき —近郊郷士の美と文芸—」足立区立郷土博物館
開催期間:2020年11月29日(日曜日)から2021年2月23日(祝日・火曜日)まで
開館時間:午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日 年末年始(12月29日から1月3日)
住所:〒120-0001東京都足立区大谷田5-20-1
TEL:03-3620-9393
URL:足立区立郷土博物館
 概要
 江戸から明治にかけて、足立では美術と文化を愉しむ名家が誕生します。
 日本最初の和独辞書を発行した日比谷健次郎家、幕府御用絵師狩野派の門人を生んだ石出掃部介家は、ともに狩野派の美術品や文化遺産を今日に伝えました。
 本展覧会では、そうした美術品や教養文化に満ちあふれた逸品をご紹介します。
 江戸近郊の郷士たち
 江戸時代のはじめ、開発人という武士[郷士(ごうし)]たちが足立の農地を開きました。
 それから200年、幕末にその子孫たちが再び郷士として活躍します。 
 小右衛門新田(現足立区中央本町・梅島付近)の開発人の子孫、日比谷健次郎は北辰一刀流の剣術道場を開き、幕府講武所とも連携するようになりました。
 また、掃部新田(のちの千住掃部宿)の開発人、石出掃部介家は名字帯刀を許された千住宿の総代となり地域の運営を担いました。
 文化の担い手として
 郷士たちは学問や書画文芸にも精通し、ともに江戸の武家文化の中で好まれた狩野派の絵画をその生活の中で伝え、石出家は狩野派の画法を学ぶ人物を輩出します。 さらに日比谷家は、日本初の和独辞書を発行するなど文化の担い手となりました。
 本展では、足立の歴史を代表する名家である彼ら郷士の家と、その縁戚の家々が伝えた貴重資料をご観覧いただきます。

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