「小説のなかのカメラ 『谷中レトロカメラ店の謎日和』より」日本カメラ博物館

「小説のなかのカメラ 『谷中レトロカメラ店の謎日和』より」日本カメラ博物館

名称:「小説のなかのカメラ 『谷中レトロカメラ店の謎日和』より」日本カメラ博物館
会期:2020年10月13日(火)~2021年1月31日(日)
開館時間:10:00~17:00
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日の火曜日)
  年末年始休館 2020年12月26日(土)~2021年1月4日(月)
入館料:一般 300 円、中学生以下 無料
  団体割引(10名以上)一般 200 円
住所:〒102-0082東京都千代田区一番町25 JCII一番町ビルB1F
TEL:03-3263-7110
URL:日本カメラ博物館
 日本カメラ博物館(館長 森山眞弓)では、2020年10月13日(火)から2021年1月31日(日)まで、特別展「小説のなかのカメラ 『谷中レトロカメラ店の謎日和』より」を開催します。
カメラが登場する小説は数多くあり、人物などのディティールを際立たせるアイテムとして登場することもあれば、ときにはストーリーにとって重要な役割を担うこともあります。
 『谷中レトロカメラ店の謎日和』(柊サナカ著・宝島社刊『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ)は、カメラそのものが謎を解く鍵となるミステリー小説です。東京の谷中でレトロカメラ店を営む今宮(いまみや)と、そこに働く来夏(らいか)が、日常に起こる問題や人間関係のもつれなどを、“カメラ”を糸口に紐解いていく物語で、ユニークで心温まるストーリーがカメラファンやミステリーファンの心をつかみ、多くの読者に支持されています。2015年の発表から現在まで2巻が刊行されており、日本カメラ博物館は登場するカメラの確認のために刊行当初から関わっています。
 この展示では、作中に登場する個性豊かなカメラの数々を、カメラの特徴を描き出した小説の一節とともに紹介し、新たな視点からカメラの魅力をお伝えいたします。 また、この展示のために柊サナカ氏が特別に書き下ろした『谷中レトロカメラ店の謎日和』ショートストーリーを当館限定で発売いたします。作中には、館内に展示中のカメラをヒントに登場人物の“ある目的”を探し出す謎解きも掲載されています。
 このほか会場には、著名な小説に登場したカメラを紹介するコーナーも設け、『谷中レトロカメラ店の謎日和』を未読の方でもお楽しみいただける展示となっております。
 さらにこの展示に合わせ、10月6日に『谷中レトロカメラ店の謎日和』の3巻が発売されることが決定いたしました。こちらも併せてお楽しみください。
 【プロフィール】 柊サナカ (ひいらぎ さなか)
1974年香川県生まれ、兵庫県育ち。日本語教師として7年の海外勤務を経て、第11回『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉として、『婚活島戦記』(宝島社)にて2013年デビュー。このほか著書に宝島社文庫『このミス』大賞シリーズ『レディ・ガーディアン 予告誘拐の罠』(2014年)、『谷中レトロカメラ店の謎日和』(2015年)、『谷中レトロカメラ店の謎日和 フィルム、時を止める魔法』(2016年)、『人生写真館の奇跡』(2019年)。ほか、『機械式時計王子休日 千駄木お忍びライフ』、『機械式時計王子の再来 からくり屋敷の謎』(ともに2019年 ハルキ文庫)、『二丁目のガンスミス』(2019年)、『二丁目のガンスミス 恋わずらいの銃弾』(2020年 ともにホビージャパン)、など。

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