「名作展 時代を描く 龍子作品におけるジャーナリズム」大田区立龍子記念館

「名作展 時代を描く 龍子作品におけるジャーナリズム」大田区立龍子記念館

名称:「名作展 時代を描く 龍子作品におけるジャーナリズム」大田区立龍子記念館
会期:令和2年12月19日(土)~令和3年3月21日(日)
開館時間:9:00~16:30(入館は16:00まで)
休館日:月曜日(1月11日(月・祝)は開館し、1月12日(火)に休館します)
  年末年始(12月28日(月)~翌1月4日(月))
入館料:一般:200円  小中学生:100円
  ※65歳以上(要証明)、未就学児は無料。
住所:〒143-0024東京都大田区中央4-2-1
TEL:03-5777-8600
URL: 大田区立龍子記念館

  日本画家・川端龍子(かわばたりゅうし1885-1966)は、「大衆と芸術の接触」を掲げて、戦中、戦後の激動の時代、大衆の心理によりそうように大画面の作品を発表し続けました。そして、「時代を知るがゆえに、時代を超越する事が出来る」という考えから、これまで日本画で描かれてこなかった時事的な題材を積極的に作品化しました。それらの作品には、龍子が画家となる前に新聞社に勤めていたことから、時代に対するジャーナリスティックなまなざしが強く表されています。
 本展では、太平洋戦争末期の不安や憤りを赤富士に表現した《怒る富士》(1944年)や、終戦間際に自宅が爆撃にあった光景を飛び散る草花に表した《爆弾散華》(1945年)、多くの犠牲者を出した狩野川台風の被害から復興を目指す人々の力強さを伝える28メートルの大作《逆説・生々流転》(1959年)等、龍子が時代を力強く描き上げた作品群を紹介します。世界が大きな不安を抱えたこの時代に、川端龍子のエネルギッシュな作品の数々をぜひご覧ください。

関連記事

コメントは利用できません。

ピックアップ記事

  1. 特別展「法然と極楽浄土」東京国立博物館
  2. 井上安治生誕160年記念「情景の絵師がみつめたModern times ガス燈ともる東京風景」展 ガスミュージアム
  3. 特別企画展「おおさか街あるき―キタ・ミナミ―」大阪歴史博物館
ページ上部へ戻る