特別展「復興を支える地域の文化―3.11から10年」国立民族学博物館

特別展「復興を支える地域の文化―3.11から10年」国立民族学博物館

名称:特別展「復興を支える地域の文化―3.11から10年」国立民族学博物館
会期:2021年3月4日(木)~ 5月18日(火)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:毎週水曜日
主催:国立民族学博物館
協力:石巻市教育委員会、株式会社ベイエフエム、国文学研究資料館、千里文化財団、宮城県石巻市
後援:朝日新聞、京都新聞、神戸新聞、産経新聞、日本経済新聞、毎日新聞、読売新聞
観覧料:一般880円(600円)、大学生450円(250円)
  高校生以下無料
  ※本館展示もご覧になれます。
住所:〒565-8511:大阪府吹田市千里万博公園10-1
TEL: 06-6876-2151(代表)
URL:国立民族学博物館
  未曽有(みぞう)の被害をもたらした2011年の東日本大震災では、復興の原動力としての「地域文化」に大きな注目がよせられました。地域文化とは、その土地の自然に適合しながら形成された生活環境、その土地に人が住むことで蓄積されてきた歴史、そして、これらの生活環境や歴史の営みのなかで生み出されたくらしの総体であり、「地域で受け継がれてきた生活の記憶」ともいえるものです。また、地域文化は有形無形のさまざま形で受け継がれています。そしてこれらの地域文化は、地域に住む人びとの感情、あるいは人生の節目や季節の移り変わり目と結びつき、地域住民の豊かな人間性や創造性を育んでいきます。このことから、地域文化は災害からの復興を支える力をもった存在になりうるのです。
しかしながら、日常のくらしの営みのなかでは、地域文化の存在は当たり前のものであり、ほとんど意識されることがありません。むしろ変化の大きな現代社会のなかでは、容易に忘れ去られる危機に常に直面しています。 そこで、本展示では災害からの復興を支える地域文化をめぐる活動について、東日本大震災から10年が経つ今、あらためて振り返ります。また、豊かな社会の礎(いしずえ)となる地域文化の大切さとその継承について考えていきます。

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