「動物絵画はお家芸 —大坂・森派の絵描きたち—」大阪歴史博物館

「動物絵画はお家芸 —大坂・森派の絵描きたち—」大阪歴史博物館

名称:「動物絵画はお家芸 —大坂・森派の絵描きたち—」大阪歴史博物館
会期:令和3年4月3日(土)~5月17日(月)
休館日:毎週火曜日休館
  ※ただし、5月4日(火・祝)は開館、5月6日(木)は休館
開館時間:午前9時30分から午後5時まで
  ※ただし、入館は閉館の30分前まで
会場:大阪歴史博物館 6階 特別展示室 交通のご案内
観覧料:常設展示観覧券でご覧になれます。
  常設展示観覧料
    大人 600円(540円)
    高校生・大学生 400円(360円)
    ※( )内は20名以上の団体割引料金。
    ※中学生以下・大阪市内在住の65歳以上(要証明証提示)の方、 障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料 。
住所:〒540-0008大阪府大阪市中央区大手前4-1-32
TEL:06-6946-5728
URL:大阪歴史博物館
 大阪歴史博物館では、令和3年4月3日(土)から5月17日(月)まで、6階特別展示室において、特別企画展「動物絵画はお家芸-大坂・森派の絵描きたち」を開催します。
 江戸時代の大坂で名高い絵師のひとりに、森狙仙そせん(1747?~1821)がいます。彼は「猿描き狙仙」ともいわれ、「もふもふ感」あふれるリアルな動物画を得意としました。狙仙には二人の兄、陽信ようしん(1736?~1808?)と周峰しゅうほう(1738~1823)がおり、当時は著名な絵師でした。その二人の兄は狩野派の描法を受け継ぎながらも、時には見る者に笑みをもたらす愉快な作品も残しています。本展では、狙仙の次世代以降の画家、森徹山てつざんや一鳳いっぽうらの作品も取り上げ、動物絵画を多く描いた森派とも呼ばれる一派の画業を振り返ります。あわせて奇想の画家伊藤若冲と交流のあった大坂の松本奉時が描く蝦蟇がま図、戯画を得意とした耳鳥斎にちょうさい、虎を得意とした岸きし派の虎図、鷹図を描いた戦国大名土岐氏の末裔土岐頼高の鷹図など一芸に秀でた人々の絵画を紹介します。
 当館では、令和2年2月26日から開催した特別展「猿描き狙仙三兄弟 -鶏の若冲、カエルの奉時も」が、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、3日間で休止・閉幕となりました。本展は特別展「猿描き狙仙三兄弟」に出品された作品をもとに再構成した展覧会となります。地元ゆかりの画家の活躍をご覧いただき、往時の文化活動の豊かさをしのんでいただければ幸いです。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「春岱-稀代の名工-」瀬戸市美術館
  2. 特別展「岩合光昭写真展 こねこ」秋田県立近代美術館
  3. 「返還30年 岐阜の赤羽刀総覧ー美濃伝をたどるー」岐阜県博物館
ページ上部へ戻る