「貨客船の移り変わり」フェルケール博物館

「貨客船の移り変わり」フェルケール博物館

名称:「貨客船の移り変わり」フェルケール博物館
会期:2021年2月27日(土)~5月9日(日)
開館時間:9:30~16:30
休館日:月曜(但し祝祭日・振替休日の場合は開館)
主催:一般財団法人清水港湾博物館(フェルケール博物館)
協力:船の科学館/横浜みなと博物館
後援:
静岡市/静岡市教育委員会/朝日新聞静岡総局/NHK静岡放送局/毎日新聞社静岡支局/読売新聞静岡支局/産経新聞社静岡支局/静岡新聞社・静岡放送/中日新聞東海本社
協賛:鈴与グループ
住所:〒424-0943静岡県静岡市清水区港町2-8-11
TEL:054-352-8060
URL:フェルケール博物館
 貨客船のはじまり
 日本の商船は、貨物船に次第に旅客を乗せることにより発達していきました。
 明治時代前半には和船による沿岸航路に欧米から購入した汽船による長距離航路が加わりましたが、この長距離航路は明治10年代に成立した日本郵船や大阪商船が主体であり、戦後は貨物と客船に別れていきました。
 日本郵船と大阪商船
 三菱会社と半官半民の共同運輸会社の合併により、“煙突に白と赤の日本線”で知られる日本郵船が誕生しました。一方、瀬戸内海で運行する70以上の商船会社を統合して大阪商船が成立しました。大阪商船は国内航路と近海航路が中心でしたが、両会社は互いに航路を補完しながら国内・アジアに加えて、日清戦争後にはヨーロッパやアメリカ大陸、オーストラリアへと航路を延ばしていきました。また、次第に客船としての役割を大きくしていきました。そして、昭和初期から第二次世界大戦までの間に貨客船の全盛期を迎えました。
 航空機が世界を飛び交う現代とは異なる、海洋交通時代の主役が貨客船でした。

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