「森 弘之-越の国のシュルレアリスム-」射水市新湊博物館

「森 弘之-越の国のシュルレアリスム-」射水市新湊博物館

名称:「森 弘之-越の国のシュルレアリスム-」射水市新湊博物館
開催期間:2021年4月23日(金)~2021年6月27日(日)
開館時間:午前9時から午後5時まで(入館は4時30分まで)
休館日:火曜日及び祝日の翌日 但し、祝日の翌日が土曜・日曜日の場合は開館)
住所:〒934-0049富山県射水市鏡宮299
TEL:0766-83-0800
URL:射水市新湊博物館

「森 弘之-越の国のシュルレアリスム-」射水市新湊博物館
「森 弘之-越の国のシュルレアリスム-」射水市新湊博物館

森弘之(1929~1996)は、富山県射水郡塚原村字朴木(現 射水市朴木)に開業医の長男として生まれ、終生新湊に腰を据えた洋画家です。
 高岡工業専門学校(現 富山大学工学部)を卒業後、地元にある大手鉄鋼会社に就職、主に機械設備の設計に従事する一方、寸暇を惜しんで水彩画の制作に取り組みました。
 新湊の内川や漁港などの身近な風景を詩情味豊かに描き、水彩連盟展に継続的に発表、同連盟会員に推挙されました。また、シュルレアリスム調の連作では、自己の心象世界と真摯に向き合い、それを渋く洗練された 色調、刻み込んだような絵肌、精緻な描線で幻想的に表現しました。新制作協会展で入選・入賞を重ねて同協会協友に推挙され、美術界の「芥川賞」と称される安井賞展で賞候補となるなど高い評価を受けました。
 今年は弘之の没後25年です。本展覧会は、画家の初期から晩年にいたる主要作品を、当館のほか富山県内の美術館の所蔵作品から選りすぐって展示し、作家の心の旅程や作品に込めたメッセージなどを捉え直そうとするものです。

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