コレクション展「やきもののデザイン:アイデアのありか-コレクション・ハイライト」岐阜県現代陶芸美術館

コレクション展「やきもののデザイン:アイデアのありか-コレクション・ハイライト」岐阜県現代陶芸美術館

名称:コレクション展「やきもののデザイン:アイデアのありか-コレクション・ハイライト」岐阜県現代陶芸美術館
開催期間:2021年3月23日(火)~7月25日(日)
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)
開館時間:午前 10 時~午後 6 時(入館は午後 5 時 30 分まで)
観覧料 :一般 340 円(280 円)、大学生 220 円(160 円)、高校生以下無料
  *( )内は 20 名以上の団体料金
住所:〒507-0801岐阜県多治見市東町4-2-5(セラミックパークMINO内)
TEL:0572-28-3100
URL:岐阜県現代陶芸美術館

やきもののデザイン:アイデアのありか
ふだん、何気なく使っている器などの実用のやきもの。身近なものゆえに、どんな人が、どんな風に作ったのか、思いを巡らすことは少ないかもしれません。しかし量産品であれ、作家ものであれ、当たり前に思えるかたちでも、はたまた突拍子もなく思えるようなかたちであっても、ものは様々な人の思いや工夫の重なり合いのなかに形作られています。
ここでは、当館コレクションより戦後日本の実用陶磁器に焦点をあて、私たちの生活を支え彩るやきものの成り立ちを、デザインの視点から紹介します。たとえば同じカップであっても、作り手の思いや技術、それを取り巻く環境によって、あらゆるかたちが生まれます。「いつものかたち」を編み出すアイデアのありかを見つけて、お楽しみください。

コレクション・ハイライト
当館は、美濃焼の産地として長い歴史をもつこの地に、2002 年 10 月開館しました。以来、「陶芸の現代」をテーマに国内外の 19 世紀末以降の近現代の作品を収集しています。コレクションは、①「個人作家の陶芸作品」、②実生活のなかで用いるためのものとして、作家が手作りで廉価に少量生産する器(「実用陶磁器」)、③アール・ヌーヴォーやバウハウスなどのモダンデザインの系譜に連なるものや世界の名窯など、量産を想定しながらデザイン性や芸術性を追求する「産業陶磁器」の
3本の柱にそっています。
展示室では、当館のコレクションの特徴を示す代表的な作品を紹介します。
出品作家/窯
五代加藤幸兵衛、三代德田八十吉、富本憲吉、白山陶器株式会社(デザイン:森正洋)、初代宮川香山、八木一夫、アラビア(デザイン:カイ・フランク)、エミール・ガレ、ハンス・コパー、ヤン・ファン・デル・ファールト、ロイヤル・ウースター(窯)

新収蔵作品展 ―令和元年度収蔵品―
令和元(2019)年度に当館が収集した作品(購入 7 点、寄贈 7 点)を紹介します。
出品作家/窯
天野裕夫、荒川豊蔵、加藤安吾郎、加藤景秋、加藤土師萌、川端健太郎、小出ナオキ、成瀬誠志、日根野作三、ルース・ダックワース、セーブル(デザイン:ジャック=エミール・リュールマン)、ロイヤル・コペンハーゲン(デザイン:アーノルド・クロー)

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 彦根屛風 彦根城博物館蔵
  2. 「返還30年 岐阜の赤羽刀総覧ー美濃伝をたどるー」岐阜県博物館
  3. 「春岱-稀代の名工-」瀬戸市美術館
ページ上部へ戻る