開館25周年記念「和巧絶佳展 ―令和時代の超工芸」アサヒビール大山崎山荘美術館

開館25周年記念「和巧絶佳展 ―令和時代の超工芸」アサヒビール大山崎山荘美術館

名称:開館25周年記念「和巧絶佳展 ―令和時代の超工芸」アサヒビール大山崎山荘美術館
会期:2021年9月18日(土)- 2021年12月5日(日)
開館時間:午前10時~午後5時 ※最終入館は午後4時30分まで
休館日:月曜(ただし、9月20日、11月22日・29日は開館)
  振替休館日は9月21日
主催:アサヒビール大山崎山荘美術館、朝日新聞社
入館料※団体:20名以上
  ※価格は全て税込表示です。
  ※団体(20名以上)の受け入れは、当面の間中止いたします。
  一般900円(団体:800円)
  高・大学生500円(団体:400円)
  中学生以下無料
  障害者手帳をお持ちの方300円
後援:京都府、大山崎町、大山崎町教育委員会、京都新聞、エフエム京都
協賛:竹中工務店
住所:〒618-0071京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
TEL:075-957-3123
URL:アサヒビール大山崎山荘美術館

グローバル時代をむかえ、私たちをとりまく物の均質化が進むなか、日本各地で育まれてきた工芸や手仕事が独自の表現を生みだす資源として見直されています。工芸というジャンルにとらわれることなく、素材を用い、技法を駆使して工芸美を探求する本展の出品作家の取り組みは、人と物との関係を問い直すとともに、手仕事の可能性の広がりを予感させます。本展覧会では、日本の美意識に根ざした工芸的な作品によって、いま最も注目されている1970年以降に生まれた作家12人を紹介します。
 展覧会名の「和巧絶佳」は、現在の日本における工芸的な作品の三つの傾向──日本の伝統文化の価値を問い直す「和」の美、手わざの極致に挑む「巧」の美、工芸素材の美の可能性を探る「絶佳」──を組み合わせた言葉です。この展覧会は、現在の日本の工芸の新しい兆候を示すだけでなく、これまで受け継がれてきた日本の手仕事の可能性を考える機会となることでしょう。
※会場の構成は展覧会図録とは異なります。また、一部の作品は、当館会場には出品されません。

桑田卓郎《茶垸》 2015年 個人蔵 Photo by Kenji Takahashi ©2021 Takuro Kuwata
桑田卓郎《茶垸》 2015年 個人蔵 Photo by Kenji Takahashi ©2021 Takuro Kuwata
橋本千毅《花蝶螺鈿蒔絵箱》 2018年 個人蔵
橋本千毅《花蝶螺鈿蒔絵箱》 2018年 個人蔵
山本茜《截金硝子香合「無我」》 2016年 個人蔵 ©T. MINAMOTO
山本茜《截金硝子香合「無我」》 2016年 個人蔵 ©T. MINAMOTO
深堀隆介《金魚酒 命名 伽琳》2016年、個人蔵
深堀隆介《金魚酒 命名 伽琳》2016年、個人蔵
見附正康《無題》2019年オオタファインアーツ蔵 ©Masayasu Mitsuke;Courtesy of Ota Fine Arts
見附正康《無題》2019年オオタファインアーツ蔵 ©Masayasu Mitsuke;Courtesy of Ota Fine Arts
新里明士《光器》2019年Yutaka Kikutake Gallery蔵
新里明士《光器》2019年Yutaka Kikutake Gallery蔵
坂井直樹《湯のこもるカタチ》2019年、作家蔵
坂井直樹《湯のこもるカタチ》2019年、作家蔵
佐合道子《とこしえ》2019年、作家蔵 写真提供:池田ひらく
佐合道子《とこしえ》2019年、作家蔵 写真提供:池田ひらく

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