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ベゼクリク石窟寺院

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発表 2013-2-13 16:49:45 | 全階表示 |閲覧モード
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ベゼクリク石窟寺院

ベゼクリク石窟寺院
ベゼクリク石窟
ベゼクリク石窟寺院はトゥルファンの町から東に約40kmのところに位置し、83窟存在するといわれている。20世紀初めには、ドイツのグリュンウェーデルやル=コック、ロシアのオルデンブルグ、日本の大谷探検隊、イギリスのスタインなどが探検し、壁画や写本、仏像などを採取し、その調査報告を公開している。

 石窟寺院内部はそれぞれ、描かれている壁画の保存状態が異なっており、内部に描かれた壁画が一部残っている窟、前述したように各国の探検隊が完全に持ち去ってしまい日干レンガだけになっている窟、など様々である。
■壁画の配置と石窟の形状
 ベゼクリク石窟寺院は、外陣(または回廊)と呼ばれる外側のコの字の廊下と、内陣と呼ばれる石窟寺院の中央に位置する四角形の空間で成っておりその壁面には余すところなく仏教絵が描かれている。
 外陣の両壁面には1枚1枚個別のテーマに基づいて描かれた壁画が15枚あり、それぞれ主題Xまたは誓願図X(Xには数字が入る)と呼ばれている。その壁画の番号は、石窟寺院を上から見たときの、外陣回廊内側の壁面の左下より順番に時計回りに、1から6となっている。また、コの字型の1面1面に対して2枚ずつ壁画が描かれている。対して、回廊外側の壁面に描かれている壁画は、左下より順番に時計回りに、番号7から15と割り当てられている。またこちらは、コの字型の1面1面に対して3枚ずつ壁画が描かれている。このように壁画15枚が向かい合わせになって外陣を形成しており、その外陣回廊の幅は約1.2m、高さは約3.0mとなっている。このことからわかるように、非常に圧迫感のある空間であったことは想像に難くない。
 また、石窟寺院参拝時のルールがあり、外陣は左の入り口から、右回り(時計回り)しながら壁画を見ていく「絵説き」式になっている。
■壁画に描かれている内容
 誓願図には過去仏(過去の仏)を中心に、釈迦の前生である菩薩、仏の左右の中程あるいは上方に仏の従者である比丘、仏(仏教)を守護する神である執金剛神が描かれている。誓願図とは釈尊が前世において婆羅門や国王や商主(長者)・隊商の頭であったとき、過去の仏に供養し、あるいは出家学道して、成仏の誓願を発し、その仏より未来成仏の予言(授記)を得る場面を描いた図であると理解されている。
 誓願図の基本型は中央に巨大な過去仏を描き、仏に礼拝し供養する菩薩(釈尊の前世)をその左右に小さく描く。菩薩はたいてい国王や商人や婆羅門の姿をしている。菩薩の上部には執金剛神、天人、天女、比丘などが配される。
 それぞれの壁画ごとにテーマがあり、それに基づいて描かれている。このルールは他の石窟寺院にも共通している。
情報源:古典籍デジタルアーカイブ研究センター
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