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世界遺産 ポンペイの壁画展-森アーツセンターギャラリー

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発表 2016-2-26 10:18:52 | 全階表示 |閲覧モード
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日伊国交樹立150周年記念 世界遺産 ポンペイの壁画展
会場:森アーツセンターギャラリー
〒106-6155 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー52階
電話:03-5777-8600(ハローダイヤル)
会期:2016年4月29日(金)~2016年7月3日(日)

世界遺産 ポンペイの壁画展-森アーツセンターギャラリー

世界遺産 ポンペイの壁画展-森アーツセンターギャラリー

紀元後79年、火山の噴火という悲劇的な終焉により、時代を瞬時に閉じ込めたポンペイの町。18世紀に再発見されたポンペイの遺跡は、古代ローマの人々の豊かな暮らしを今に伝え、世界中を魅了し続けています。1997年に「ポンペイ、エルコラーノ、トッレ・アヌンツィアータの遺跡地域」として世界遺産に登録され、年間200万人以上の観光客が訪れるポンペイの遺跡は、「秘儀荘」を筆頭とする壁画の美しさで知られ、〈ポンペイの赤〉と呼ばれる特徴的な色彩は、一度目にすると忘れられない鮮やかさです。
 本展は、ポンペイの出土品の中でも最も人気の高い壁画に焦点を絞り、壁画の役割と、その絵画的な価値を紹介するものです。本展では、壁画コレクションの双璧である、ナポリ国立考古学博物館、ポンペイ監督局の貴重な作品約80点を厳選し、「第1章 建築と風景」、「第2章 日常の生活」、「第3章 神話」、「第4章 神々と信仰」と描かれたテーマごとに紹介し、古代ローマの人々が好んだモチーフや構図、その制作技法に迫ります。あらゆる建造物を美しい絵画で飾り、人生を謳歌した人々の美意識を、当時の室内を飾ったすがたそのままに、一連の空間装飾として一部再現展示します。出品作品のなかでも皇帝崇拝の場であるアウグステウムから出土した《赤ん坊のテレフォスを発見するヘラクレス》は、ギリシャ神話を題材にした美しい壁画で、本邦初公開であると同時に、海を渡って初めて持ち出される大変重要な作品です。
 ポンペイ壁画のまさに決定版ともいえる展覧会を、ぜひご覧ください。
料金:一般 1,600(1,400)円/高校・大学生 1,300(1,100)円/小・中学生 600(400)円
※()内は20名以上の団体料金及び前売り料金
休館日:無休
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 スレ主| 発表 2016-2-26 10:38:28 | 全階表示
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《テセウスのミノタウロス退治》 後1世紀 ナポリ国立考古学博物館蔵 ©ARCHIVIO DELL’ARTE - Luciano Ped ...

《テセウスのミノタウロス退治》 後1世紀 ナポリ国立考古学博物館蔵 ©ARCHIVIO DELL’ARTE - Luciano Ped ...

《テセウスのミノタウロス退治》
後1世紀 ナポリ国立考古学博物館蔵
©ARCHIVIO DELL’ARTE - Luciano Pedicini
/ fotografo

《赤ん坊のテレフォスを発見するヘラクレス》 後1世紀 ナポリ国立考古学博物館蔵 ©ARCHIVIO DELL’ARTE - ...

《赤ん坊のテレフォスを発見するヘラクレス》 後1世紀 ナポリ国立考古学博物館蔵 ©ARCHIVIO DELL’ARTE - ...

《赤ん坊のテレフォスを発見するヘラクレス》
後1世紀 ナポリ国立考古学博物館蔵
©ARCHIVIO DELL’ARTE - Luciano Pedicini
/ fotografo

《ケイロンによるアキレウスの教育》 後1世紀 ナポリ国立考古学博物館蔵 ©ARCHIVIO DELL’ARTE - Luciano ...

《ケイロンによるアキレウスの教育》 後1世紀 ナポリ国立考古学博物館蔵 ©ARCHIVIO DELL’ARTE - Luciano ...

《ケイロンによるアキレウスの教育》
後1世紀 ナポリ国立考古学博物館蔵
©ARCHIVIO DELL’ARTE - Luciano Pedicini / fotografo
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 スレ主| 発表 2016-2-26 10:42:47 | 全階表示
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ポンペイの南の方角に位置するグラニャーノ(古代のスタビアエ地域)のカルミアーノ地区で1963年の夏に偶然に発見された農園別荘(ウィラ・ルスティカ)の食堂(トリクリニウム)を飾っていた壁画である。スタビアエは、ヴェスヴィオ山の噴火によって火山灰と火山礫に覆い尽くされた地域で、大プリニウスもこの地で命を落とした。当時、スタビアエ地域には農園別荘が少なくとも45軒存在し、本遺跡からは葡萄酒とオリーヴ油の製造に用いられたとみられる圧搾機が発見されている。建物は約400平方メートルの小規模なもので、食堂のほか、居住用の部屋、中庭、台所、圧搾機室、葡萄酒貯蔵室などを有していた。
           古代ローマ時代、貴族たちにとって農業こそがまっとうな収入源であり、とりわけ元老院階級の人々は土地に関連する事業以外は禁じられていた(ただし農業以外に、鉱業、窯業なども認められていた)。元老院階級の人々は豊かな土地を所有する農園経営者であり、通常は都市に居住して政治に参加し、たまに農園を訪れ、視察する。農園では、奴隷身分の管理人が、主人のためにすべてを管理し、小作人や奴隷が実際の農作業に従事していた。
           この食堂は農園別荘にふさわしく、植物の生育や葡萄酒づくりを司る、ディオニュソスをモチーフとする一連の壁画によって装飾されている。南壁には「ディオニュソスの凱旋」、東壁には「ディオニュソスとケレス」、西壁には「ポセイドンとアミュモネ」が描かれ、酒の神が宴に華を添えている。

カルミアーノの農園別荘 (壁画を一連の空間装飾として再現した展示イメージ) 写真提供:Altritaliani ...

カルミアーノの農園別荘 (壁画を一連の空間装飾として再現した展示イメージ) 写真提供:Altritaliani ...

カルミアーノの農園別荘
(壁画を一連の空間装飾として再現した展示イメージ)
写真提供:Altritaliani

《ディオニュソスとケレス》-カルミアーノの農園別荘 後1世紀 ポンペイ監督局蔵 ...

《ディオニュソスとケレス》-カルミアーノの農園別荘 後1世紀 ポンペイ監督局蔵 ...

《ディオニュソスとケレス》

《ディオニュソスの凱旋》-カルミアーノの農園別荘 後1世紀 ポンペイ監督局蔵 ...

《ディオニュソスの凱旋》-カルミアーノの農園別荘 後1世紀 ポンペイ監督局蔵 ...

《ディオニュソスの凱旋》

《ポセイドンとアミュモネ》-カルミアーノの農園別荘 後1世紀 ポンペイ監督局蔵 ...

《ポセイドンとアミュモネ》-カルミアーノの農園別荘 後1世紀 ポンペイ監督局蔵 ...

《ポセイドンとアミュモネ》
カルミアーノの農園別荘 後1世紀 ポンペイ監督局蔵
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 スレ主| 発表 2016-2-26 10:44:43 | 全階表示
610グラムの並外れた重さをもつ、みごとな黄金製の腕輪が出土した「黄金の腕輪の家」の庭から出土した断片を再構成した壁画である。黄金の腕輪の家は、眺めのよい大きな邸宅で、町の西側の斜面に海に面して三つの階にわたって建てられていた。最上階は天窓がある大広間や寝室、食堂があり、下の階にも広間や食堂と個人用の浴室のある豪華な建物であった。
 1983年に庭の発掘が行われた際、非常に多くの細かな断片が出土した。断片を再構成してゆくと、洗練された壁面装飾ができあがった。断片として庭で発見されたのは、紀元後62年の地震で損傷を受けたため、壁画装飾がつるはしで壊されて、庭にうち捨てられたからとみられる。
 中央に配されたタブロー画に、三人の人物が表されている。手にキヅタの冠をもつ男性はコンクールで優勝した詩人で、中央には、一方の手に赤いマントと供え物の皿、もう一方の手に把手付の水差しを持つ従者の少年が立つ。その脇には、女性がこちらに背を向けて、一心に蝋板を読んでいる。タブロー画の背景の描き方は、この場面が室内であることを暗示している。

《詩人のタブロー画がある壁画断片》 後1世紀 ポンペイ監督局蔵 ©ARCHIVIO DELL’ARTE - Luciano Pedici ...

《詩人のタブロー画がある壁画断片》 後1世紀 ポンペイ監督局蔵 ©ARCHIVIO  DELL’ARTE - Luciano Pedici ...

《詩人のタブロー画がある壁画断片》
後1世紀 ポンペイ監督局蔵
©ARCHIVIO  DELL’ARTE - Luciano Pedicini
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