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桑原翠邦用印展
会場:篆刻美術館
〒306-0033茨城県古河市中央町2-4-18
TEL:0280-22-5611
会期:2015年09月26日~2015年11月23日
桑原翠邦用印展-篆刻美術館
桑原翠邦は北海道に生まれ、昭和・平成と全国的に大活躍した書家です。北海道における現代書道の先駆的な役割を果たした大塚鶴洞に師事し、のちには川谷尚亭、比田井天来の薫陶を受けて、尚亭・天来の提唱する「古典臨書学習」を実践するため、伝道師さながら地方行脚をします。 これ故「旅の書家」と称され、自ら地方に赴いて揮毫し、熱く書を語り、正統・伝統書の普及に努めました。そして、昭和の現代書が百花繚乱に展開したなかで、本格的な漢字作家として評価されました。 昭和47年、67歳のとき、東宮御所に参殿して宮様への書道御進講の命を拝し、「畢生の一大事」として以後平成7年90歳で亡くなるまで続けることになります。
当展覧会ではこうした翠邦の自用印105顆を展観いたします。翠邦と同門・同年齢でたいへん親交が深く、数多くの篆刻雅印を翠邦に提供した高石峯をはじめ、伏見冲敬や山田正平等による優れた作品群です。 またこれら雅印を使用した翠邦の多彩・多様な臨書・創作書を併せて展観し、その格調の高さや翠邦の高潔な生涯、人となりにもスポットを当て紹介いたします。 没後20年・生誕110年の桑原翠邦の芸術を支えた用印とその書作品をご鑑賞ください。
開館時間:午前9時~午後5時(最終入館午後4時半まで)
休館日:10月13日(火)、23日(金)、11月4日(水)
入館料:一般:300円(団体20名以上:150円)/小中高生:100円
篆刻美術館及び古河街角美術館1F(第2会場)に入館できます。
※篆刻美術館(企画展第2会場含む)・古河歴史博物館・古河文学館の三館が観覧可能な三館共通券(600円)もございます。
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