特別陳列「新収蔵 猪原大華と岩倉壽」笠岡市立竹喬美術館
名称:特別陳列「新収蔵 猪原大華と岩倉壽」
会期:2020年8月29日(土曜日)~10月11日(日曜日)
開館時間: 9時30分~17時(入館は16時30分まで)
休館日:毎週月曜日(9月21日(月・祝)は開館し、23日(水)は休館します。)
入館料:
一般500円(400) ( )内は団体20名以上
高校生以下は無料 (学生証を提示してください)
※65歳以上は無料(年齢のわかるものを提示してください)
住所:〒714-0087岡山県笠岡市六番町1-17
TEL:0865-63-3967
URL:笠岡市立竹喬美術館
猪原大華(本名壽)は明治30(1897)年広島県深安郡神辺町(現福山市)に生まれ、大正7(1918)年に金島桂華の勧めで京都市立絵画専門学校に入学します。土田麦僊に師事し、その後西村五雲の塾に入り、昭和13(1938)年に五雲が亡くなってからは、山口華楊らと晨鳥社を結成します。戦後は自然をより深く見つめ、造形の奥にある存在感を描き出すような画風を展開しました。
岩倉壽は昭和11(1936)年香川県三豊郡山本町(現三豊市)に生まれ、昭和30(1955)年京都市立美術大学美術学部日本画科に進学しました。そこで、当時講師であった大華に出会います。在学中に第1回新日展で初入選し、卒業後には晨鳥社に加わります。昭和47(1972)年に第4回改組日展で《柳図》が特選となるなど、日展を中心に活躍し、平成30(2018)年に亡くなられました。
このたび笠岡市立竹喬美術館では、名都美術館名品展を開催します。一般財団法人林美術財団が運営する名都美術館は、愛知県長久手に位置し、財団の創立者である林軍一氏が30年余りをかけて収集したコレクションを、広く一般に公開するために1987年に開館した美術館です。
近現代の日本画を中心に所蔵しており、横山大観や橋本関雪、川合玉堂、東山魁夷、平山郁夫といった近現代を代表する画家の作品を網羅的に数多く所蔵しています。なかでも、上村松園や鏑木清方、伊東深水、伊藤小坡などの美人画コレクションは、充実した内容を誇っており、個人が収集した日本画コレクションとしては希に見る秀逸なコレクション群を形勢しています。
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