招待展「ワルシャワ・ショーモン・ラハティ — 世界の、ポスターのある街から。」日本国際ポスター美術館

「ワルシャワ・ショーモン・ラハティ — 世界の、ポスターのある街から。」日本国際ポスター美術館

名称:「ワルシャワ・ショーモン・ラハティ — 世界の、ポスターのある街から。」日本国際ポスター美術館
会期:2020年10月23日(金)~ 12月18日(金)
開館時間:10:00~16:00
場所:日本国際ポスター美術館
  (岐阜協立大学内 7号館 1階)
休館日:土、日、祝祭日、及び臨時休館日
  臨時休館日はホーム(月間 臨時休館日)でご確認ください。
入場料: 無料
住所:〒503-8550岐阜県大垣市北方町5-50 岐阜協立大学気付
TEL:0584-77-3503
URL:日本国際ポスター美術館
 当美術館は世界中の著名なデザイナーのポスターを収集、展示、研究をし、デザイナー達との交流もしています。
 今回の、所蔵ポスター展(ワルシャワ・ショーモン・ラハティ 一世界の、ポスターのある街から。)では、交流のある多くのデザイナー達が活動する都市(国)にスポットをあて、彼らのポスターと背景にある文化を探ります。
 ワルシャワ(ポーランド)・ショーモン(フランス)・ラハティ(フィンランド)の3都市では、世界的なポスターコンクールを開催をしており、ポスターシティとも言えるでしょう。日本国際ポスター美術館が「ポスターシティ大垣」を活動の大きな柱としている点もポスター展開催の目的の一つです。
 3都市(国)から20名のデザイナーを選び、各5点の合計100点のポスターを展示しています。
 ラハティポスタートリエンナーレは最近まで“ビエンナーレ”で、ワルシャワの開催されていない年に行われていた。ワルシャワが巨大すぎてそれと比較するものではないが、毎回各国から何人ものデザイナーが集まる。規模はこぢんまりしていて、自然とデザイナー同士の付き合いが親密な雰囲気になる。
 集まったデザイナーでヘルシンキ芸術大学(現アアルト大学)教授のマリヤッタ・イトコネンさんにキャンパスを案内してもらったり、ペッカ・ロイリさんのお宅に呼ばれて夕飯をごちそうになったりし。
 そういったきどらないふるまいや、性別や年齢に関係なくフラットな人間関係が、森と湖に囲まれて暮らし、自然と共に生きるフィンランド人の気質で、それは彼らの静かだが強くシンプルを極めるようなデザインと繋がっているように思われ、日本のデザインにも似ている部分があるように感じる。

関連記事

コメントは利用できません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る