「旅日記と古地図の眺め」中津川市中山道歴史資料館

「旅日記と古地図の眺め」中津川市中山道歴史資料館

名称:「旅日記と古地図の眺め」中津川市中山道歴史資料館
会期:2020年9月29日(火) ~ 2021年3月28日(日)
開館時間:9:30~16:30最終入館時間 閉館17時
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日等にあたる場合はその翌日)
  12月27日~1月5日
  臨時休館することがあります
入館料:330円/団体 270円 ※団体は10名以上
  小・中学生および幼児は無料
  脇本陣森家の観覧は無料
住所:〒508-0041岐阜県中津川市本町2-2-21
TEL:0573-66-6888
URL:中津川市中山道歴史資料館
 江戸時代、幕府によって庶民の「旅」は規制されていました。ですが、江戸中期から後期にかけてこの規制をうまく利用し、旅に出る人たちが増えはじめました。お宮参りや病気療養の湯治であれば、旅の許可が貰えたのです。
 旅の人気を駆り立てたのが、「東海道中膝栗毛」などの物語や各地の要所を描いた浮世絵です。当時の地図や宿場案内も手書きや版刷りなどが登場し、旅行く人の助けになりました。  
この企画展は中津川宿の人々が実際訪れた場所や道筋での道中日記や携行品、出立前や旅先で入手したと思われる地図やガイドブック等々の江戸時代後半の貴重な資料を、引き続き眺めて楽しんでいただけたら幸いです。
 写真の地図は元治年間(1864年~1865年)に作られた江戸の木版多色刷り絵図です。江戸城を中心にして各大名屋敷等がきめ細かく描かれています。尾張藩の上屋敷・中屋敷・下屋敷や苗木藩主遠山氏屋敷、その隣には木曽代官の山村氏の屋敷も描かれています。山村氏は名古屋城下そして江戸城下にも屋敷を与えられた幕臣であり大名格の家柄でした。
 今回の企画展は新型コロナウイルスの影響等により、上期の企画展を年度末まで特別に延長し、一部展示物を入れ替えて企画しました。

関連記事

コメントは利用できません。

ピックアップ記事

  1. 特別陳列「洞窟から探る人類史 東南アジアの洞窟遺跡」奈良県立橿原考古学研究所附属博物館
  2. 「動き出す浮世絵展 TOKYO」寺田倉庫G1
  3. 「うつす美 ─ 江戸時代の絵画学習」京都府京都文化博物館
ページ上部へ戻る