特別展「北斎と肉筆浮世絵—氏家浮世絵コレクションの至宝—」鎌倉国宝館
名称:特別展「北斎と肉筆浮世絵—氏家浮世絵コレクションの至宝—」鎌倉国宝館
開催期間:令和3年1月5日(火)~2月14日(日)
観覧料:一般:400円(300円) 小・中学生:200円(100円)
※( )内は20名以上団体料金
開館時間:9:00~16:30(入館は16:00まで)
休館日:1月11日をのぞく月曜日、1月12日(火)
主催:鎌倉国宝館(鎌倉市教育委員会)
住所:〒248-0005神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-1 鶴岡八幡宮
TEL:0467-22-0753
URL:鎌倉国宝館
出品予定作品:
葛飾北斎「酔余美人図」、菱川師宣「桜下遊女と禿図」、鈴木春信「桜花遊君立姿図」、喜多川歌麿「かくれんぼ図」、など約50件
「氏家浮世絵コレクション」は、故・氏家武雄氏が多年にわたり蒐集につとめた肉筆浮世絵コレクションをもとに、同氏と鎌倉市とが協力し、鎌倉国宝館内に設置された公益財団法人です。かつて浮世絵は、その優品が海外に流出する例が多くありましたが、氏家武雄氏は一品制作のため数の少ない肉筆浮世絵の流出防止にはとりわけ心をくだき、その蒐集および保存に尽力されました。
本コレクションの特色は、全作品が肉筆画であることです。肉筆浮世絵は版画と異なり、絵師自らが直接筆をとった作品です。その美しさは細やかな筆づかいや絶妙な彩色に発揮され、絵師本来の技量を知ることのできる貴重な資料となっています。
本展は、同コレクションの所蔵する葛飾北斎の作品を中心に、菱川師宣、宮川長春、勝川春章らの肉筆浮世絵の名品を一堂に展観するものです。浮世絵の草創期から幕末に至るまでの各時代の肉筆作品を網羅する本コレクションの誇る美を、この機会にご堪能ください。
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