名称:「スフとすいとんの昭和展」昭和のくらし博物館
会期:2019年9月13日 〜 2021年3月28日 まで
住所:〒146-0084東京都大田区南久が原2-26-19
TEL:03-3750-1808
URL:昭和のくらし博物館
1951年築の木造2階建ての民家を博物館として公開している、昭和のくらし博物館(東京都大田区)では、企画展「スフとすいとんの昭和」を開催中。会期は2019年9月13日〜2021年3月28日。
スフは綿の代わりの代用繊維で、コメの代用食のすいとんと共に戦時体制下で用いられた。なお通常、すいとんというと小麦粉を用いるが、戦時中のものは大豆その他の粉や糠を用いたもので、スフともども生活物資の極端な欠乏を象徴している。同展では、戦争がいかに暮らしを破壊するかという視点から、スフとすいとんの時代を取り上げていく(チラシPDF)。
同館は井戸水用と水道水用の蛇口が2つ並ぶ台所、丸い傘の白熱灯に畳敷きの部屋、ちゃぶ台の置いてある茶の間など、生活風景をそのまま再現しているのが特徴で、2階の企画展示室も本来は下宿人用の部屋だったという。
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