「多層世界の中のもうひとつのミュージアム—ハイパーICCへようこそ」NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)

「多層世界の中のもうひとつのミュージアム—ハイパーICCへようこそ」NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)

名称:「多層世界の中のもうひとつのミュージアム—ハイパーICCへようこそ」NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)
会期:2021年1月23日(土)—3月14日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]  ギャラリーA
開館時間:午前11時—午後6時
入場無料(事前予約制)
  予約方法詳細は,こちらよりご確認ください.(株式会社イーティックスデータファームが運営するオンラインチケットサイト)
休館日:月曜日,保守点検日(2月14日[日])
* 休館日以外においても,開館時間の変更および臨時休館の可能性がございます
住所:〒163-1404東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4F
TEL:0120-144-199
URL:NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)
 近年「ミラーワールド」「デジタルツイン」「コモングラウンド」などの概念がさまざまなシーンで取り上げられるようになっています.これらの言葉はどれも,通信やコンピュータ処理の高速化などを背景に,実空間と対応関係をもつ,高精度なシミュレーションなどにも活用可能なデジタル情報空間が実現化しつつあることを象徴しています.さらに2020年に起こった新型コロナウイルスの世界的な感染拡大は,物理的移動に大きな制限をかけました.その結果,デジタル情報空間への注目度があらためて高まっているといえるでしょう.この新型コロナウイルス禍において,多くの美術館が展覧会を中止または予定を延期しました.そして,中止になってしまった展覧会や,始まったものの観客を迎えることができない展覧会を,オンライン上で公開する試みが始まりました.さらに,アーティストによるオンラインでの展示がさまざまに試行されました.そうした社会変動を経験した私たちには,これまでとは異なる新しい展覧会の活動モデルを想定していくことが必要とされているのではないでしょうか.今回ICCでは,メディア・テクノロジーを駆使し,これまでもネットワーク上での作品公開などを展開してきたメディア・アートの手法によって,新しい展覧会のあり方を示唆するヴィジョンとその可能性を探る試みを行ないます.

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