「たのしうつくし 古伊万里のかたちⅡ―ハイライト―」文化戸栗美術館

「たのしうつくし 古伊万里のかたちⅡ―ハイライト―」文化戸栗美術館

名称:「たのしうつくし 古伊万里のかたちⅡ―ハイライト―」文化戸栗美術館
会期:2021年1月7日(木)~3月21日(日)
入館料:一般1,200円/高大生700円/小中生400円
  ※1月7日(火)~1月31日(金)は新成人の方は入館料無料。
  受付にて年齢のわかるものをご提示ください。
住所:〒150-0046東京都渋谷区松濤1-11-3
TEL:03-3465-0070
URL:戸栗美術館
 丸に四角、花、葉、瓢箪、鳥、兎、樽、団扇……。これらは古伊万里に見られるかたちの、ほんの一例です。
古伊万里とは、江戸時代に佐賀・有田で作られた磁器・伊万里焼のこと。17世紀初頭に日本初の国産磁器として誕生したもので、試行錯誤を重ね、半世紀ほどで成形や絵付けなどの技術が飛躍的に向上。19世紀に入るまで国産磁器シェアをほぼ独占するとともに、西欧を中心に海外へも輸出されました。
 有田では、国内外からの需要に応えて、多種多様な磁器を焼造しました。皿や鉢、猪口、瓶、西欧向けにはティーポットやシュガーポット、ワインカップなどといった器種としてのバリエーションはもちろんのこと、装飾としてのかたちも充実しています。轆轤成形のみならず、土型を活用したり、彫り文様を施したり、絵付けと組み合わせたりと、技術を駆使して自由自在に様々なかたちを生み出しました。
 2020年2月末に、予定会期を残したまま急遽終了とさせていただきました展覧会を、出展作品を約70点に選りすぐり、ハイライト版でお届けいたします。皿や瓶、水注など、江戸時代の国内外の人々の生活を飾った「うつくしいかたち」の作品を当時の美意識をキーワードにご紹介いたします。
 

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