「王国時代のこども衣裳/三線と工工四」那覇市歴史博物館

「王国時代のこども衣裳/三線と工工四」那覇市歴史博物館

名称:「王国時代のこども衣裳/三線と工工四」那覇市歴史博物館
会期:2021-03-05(金) ~ 2021-03-31(水)
住所:〒900-0015沖縄県那覇市久茂地1-1-1 パレットくもじ4F
TEL:098-869-5266

URL:那覇市歴史博物館
 3月は尚家資料と福地家資料から、『王国時代のこども衣裳』をご紹介します。
王国時代の士族や上流士族では、こども達もまた、上流階級ならではの紅型や絣の華やかな衣裳を身につけていました。
衣裳には、肩や身頃に「あげ」が入れられ、成長に合わせて袖丈や身丈の調節が出来るように仕立てられました。
当時は、女子は13歳、男子は13~15歳で成人とされ、成人前のこどもは男女の区別なく振袖の衣裳を身につけました。
 調度品と文書資料は、三線(さん(3)し(4)ん)の日にちなんで、当館所蔵の三線や工工四をご紹介します。
 三線は14~15世紀頃に中国から伝わったといわれています。琉球では、海外からの賓客をもてなす場で演じられる歌舞音曲を担当するのは士族男子であったため、士族の教養として三線の習得が奨励されました。
 近代以降庶民の間にも広く根付き、人々の生活に切っても切り離せないものとなっています。
 今回の展示では4丁の三線と、尚家に伝わる野村流と湛水流の「工工四」を展示します。この機会にぜひご覧ください。

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