「笠鉾大解剖3—蘇鉄と西王母—」八代市立博物館未来の森ミュージアム

「笠鉾大解剖3—蘇鉄と西王母—」八代市立博物館未来の森ミュージアム

名称:「笠鉾大解剖3—蘇鉄と西王母—」八代市立博物館未来の森ミュージアム
会期:2021年2月5日~2021年3月21日
開館時間:9:00~17:00 (入館は30分前まで)
休館日:2月8日(月)・2月15日(月)・2月22日(月)・3月1日(月)・3月8日(月)・3月15日(月)
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
入館料:一般 400円(320円) 高大生 300円(240円)
  *( )内は20名以上の団体料金
  *障がい者手帳をご提示の方は無料
  *中学生以下は無料 *常設展示もご覧いただけます
主催:八代市立博物館未来の森ミュージアム・八代市
後援:八代妙見祭保存振興会
協賛:八代市立博物館友の会
住所:〒866-0863熊本県八代市西松江城町12-35
TEL:0965-34-5555
URL:八代市立博物館未来の森ミュージアム
 笠鉾をバラバラにして構造と装飾のヒミツに迫る!
 今から約10年前の平成23年(2011)、八代妙見祭(以下妙見祭)が「八代妙見祭の神幸行事」として国の重要無形民俗文化財に指定され、その5年後に「山・鉾・屋台行事」の一つとしてユネスコ無形文化遺産に登録されたことにより、妙見祭の文化財としての価値が広く知られるようになりました。
 ユネスコ無形文化遺産の主対象である笠鉾は、旧城下町から9基出され、それらの基本的な構成はほぼ同じですが、屋根の形や装飾を見比べてみると、同じものは一つもありません。また、妙見祭の様々な出し物の中で初期の姿から大きく変化したのは笠鉾です。それは、町の人たちが他の町より目新しいものを豪華なものをと長い年月をかけて笠鉾に心血を注いできたことを物語っています。
 本館では、「笠鉾大解剖シリーズ」としてこれまで笠鉾菊慈童と笠鉾本蝶蕪を紹介する展覧会を開催し、それぞれの笠鉾の構造と装飾の謎に迫りました。シリーズ3回目となる本展では、笠鉾蘇鉄と笠鉾西王母を紹介します。2基の笠鉾は、古い形を継承している笠鉾です。それらの構造と装飾を詳細に見ることによって、笠鉾の変遷の一端を知ることができるのではないかと思います。あわせて、笠鉾に記された記録からは、笠鉾を受け継いできた町の人たちの思いも感じることができるでしょう。
 本展の開催が、多くの人々にとって笠鉾への見識と保存継承への理解を深める契機となれば幸いです。

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