企画展「日本画の150年 明治から現代へ」茨城県近代美術館

企画展「日本画の150年 明治から現代へ」茨城県近代美術館

名称:企画展「日本画の150年 明治から現代へ」茨城県近代美術館
会期:2021(令和3)年4月17日(土)~6月20日(日)
  ※5月17日(月)に一部展示替え
会場:茨城県近代美術館
入場料 一般610(490)円/満70歳以上300(240)円/高大生370(320)円/小中生240(180)円
  ※( )内は20名以上の団体料金
  ※障害者手帳・指定難病特定医療費受給者証等をご持参の方は無料,
  6月5日(土)は満70才以上の方は入場無料,土曜日は高校生以下無料
  ★予約優先制【入場はオンラインで「日時指定WEB整理券」(無料)を取得された方が優先となります】
  予約は、来館日の1ヶ月前より可能です(各時間帯の定員に達し次第、締め切りとなります)。
開館時間:午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで)
休館日:月曜日 ただしGW中の5月3日(月・祝)は開館、5月6日(木)休館
主催:茨城県近代美術館
後援:水戸市/朝日新聞水戸総局/茨城新聞社/NHK水戸放送局/産経新聞社水戸支局/東京新聞水戸支局/日本経済新聞社水戸支局/毎日新聞水戸支局/読売新聞水戸支局
住所:〒310-0851茨城県水戸市千波町東久保666-1
TEL:029-243-5111
URL:茨城県近代美術館
  幕末から明治にかけて西洋絵画が本格的に紹介されるようになると、人々はその写実的な表現に驚かされました。画家たちの中には、西洋絵画の技法を学び油彩画に取り組んだ人々がいる一方、岩絵具や和紙といった日本の伝統的な画材を基盤としながら、西洋絵画の表現も取り入れつつ、あらたな時代にふさわしい日本画の創造を目指す人々も現れました。
 明治期には横山大観や菱田春草らが、空気感や内面的な感情をどのように表現するかについて試行錯誤し、芸術の自由が標榜された大正期には、今村紫紅や速水御舟らが独創的な作品を発表しました。古典が見直された昭和前期を経て、戦後、伝統的なものが否定される状況から再出発した画家たちは、それまでの日本画ではあまり扱うことのなかった主題にも取り組み、戦前とは表現を一変させました。人間の存在を問うような作品が描かれたのもこの時期の特徴です。その後登場した戦後生まれの画家たちは、明治以来続いた、西洋絵画を意識しながら日本画を描くことからは距離を置き、日本画ならではの特性を生かした制作を行っています。
 本展では、受け継がれてきた伝統や技法に基づきながらも、独自の表現を打ち出し、時代を切り開いてきた画家たちの作品を多数展示し、明治から現代に至る日本画150年の流れをたどります。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 企画展「石のワンダー」愛媛県総合科学博物館
  2. 特別陳列「洞窟から探る人類史 東南アジアの洞窟遺跡」奈良県立橿原考古学研究所附属博物館
  3. 「動き出す浮世絵展 TOKYO」寺田倉庫G1
ページ上部へ戻る