「没後50年 榊原紫峰 花鳥の美に魅せられた日本画家」足立美術館

「没後50年 榊原紫峰 花鳥の美に魅せられた日本画家」足立美術館

名称:「没後50年 榊原紫峰 花鳥の美に魅せられた日本画家」足立美術館
会期:2021年3月1日(月)~5月31日(月)
開館時間:
  夏季 4月-9月 9:00-17:30
  冬季 10月-3月 9:00-17:00
住所:〒692-0064島根県安来市古川町320
TEL:0854-28-7111
URL:足立美術館
 榊原紫峰(1887~1971)は、花や鳥に深い愛情を注ぎながら、一途に花鳥画を描き続けた画家です。京都に生まれ、京都市立絵画専門学校などで学んだ紫峰は、大正7年(1918)に自由な制作の場を求めて国画創作協会(国展)を結成。国展を舞台に革新的な作品を発表し、画壇に新風を吹き込みました。昭和3年(1928)の国展解散後は、画壇から離れ、孤高の生活の中で自身の芸術を追求しています。
長い画業の中で、初期には鮮やかさと強さを持ち合わせた色彩豊かな作品を描き、そこから徐々に色彩から離れ、清らかな透明感を備えた画風へと変化しています。晩年の静寂に包まれる水墨画の世界は、紫峰がたどり着いた境地といえるでしょう。一貫して厳しい制作姿勢を取った紫峰は、まるで自然のすべてを掴もうとするかのように、真摯に制作に向き合いました。
本展は、紫峰の没後50年を記念し、初期から晩年に至る作品をご紹介します。清澄なる紫峰の花鳥画をご堪能ください。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「動き出す浮世絵展 TOKYO」寺田倉庫G1
  2. 特別展「答志島~古代から続く海民たちの島」鳥羽市立海の博物館
  3. 「うつす美 ─ 江戸時代の絵画学習」京都府京都文化博物館
ページ上部へ戻る