「Viva Video! 久保田成子展」新潟県立近代美術館

「Viva Video! 久保田成子展」新潟県立近代美術館

名称:「Viva Video! 久保田成子展」新潟県立近代美術館
会期:2021年03月20日(土) ~ 2021年06月06日(日)
開催時間:9:00~17:00
  券売は16:30まで
休館日:3/22(月)、29(月)、4/5(月)、12( 月)、19(月)、26(月)、5/10(月)、17(月)、24(月)、31(月)
観覧料:
  大人:当日1,000円(800円)
  大・高生:当日800円(600円)
  ※( )内は有料20名以上の団体
  ※中学生以下無料
主催:新潟県立近代美術館/読売新聞社/美術館連絡協議会/TeNYテレビ新潟
協賛:ライオン/DNP大日本印刷/損保ジャパン
協力:新潟県立美術館友の会/長岡市立中央図書館
後援:新潟市/長岡市/長岡新聞社/NCT/エフエムラジオ新潟/FMながおか80.7/新潟日米協会/新潟日独協会
助成:テラ・アメリカ美術基金(Terra Foundation for American Art)/文化庁・令和2年度文化庁優れた現代美術の国際発信促進事業/公益財団法人ポーラ美術振興財団/公益財団法人三菱UFJ信託地域文化財団/公益財団法人野村財団
住所:〒940-2083新潟県長岡市千秋3-278-14
TEL:0258-28-4111
URL:新潟県立近代美術館
 新潟県立近代美術館では、新潟県西蒲原郡巻町(現・新潟市西蒲区)に生まれ、国際的に活躍した久保田成子(1937-2015)の没後初、日本では約30年ぶりの大規模な個展を開催します。映像と彫刻を組み合わせた「ヴィデオ彫刻」で知られる久保田は、ヴィデオ・アートの先駆者の一人とみなされています。しかしながら、彼女の現代美術への貢献は、十分に評価されているとはいえません。
 本展の目的は、アメリカを拠点に日本人女性アーティストとして活動した久保田成子について、最新研究に基づいた新たな作家像を提示することにあります。2015年に彼女が亡くなった直後、その遺産を保護し、さらに発展させるために、久保田成子ヴィデオ・アート財団がニューヨークに設立されました。本展では、財団によって復元されたヴィデオ彫刻のほか、作家によって保管されていたドローイング、資料などを中心に、国内美術館の所蔵品や作家の遺族からの借用品を含め、初公開資料を多数展示します。
 ヴィデオというメディアの黎明期に、世界を舞台に自らの芸術を展開する一人の女性作家として、何を考え、どのように表現を追求したのか。新潟を皮切りに、約1年をかけて全国3カ所の美術館を巡回する本展では、代表作「デュシャンピアナ」シリーズをはじめ、ヴィデオ彫刻、映像作品、それらのためのスケッチやアーカイヴ資料などにより、久保田の仕事を展覧します。

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