分室特集展示「生誕100年 五味康祐 -時代は揺れ、五味は書いた」石神井公園ふるさと文化館分室

分室特集展示「生誕100年 五味康祐 -時代は揺れ、五味は書いた」石神井公園ふるさと文化館分室

名称:分室特集展示「生誕100年 五味康祐 -時代は揺れ、五味は書いた」石神井公園ふるさと文化館分室
開催期間:2021年4月17日(土)〜6月27日(日)
開館時間:9:00~18:00
料金:無料
休館日:月曜日(ただし5月3日(月・祝)は開室、5月6日(木)は休室)
住所:〒177-0045 練馬区石神井台1-33-44 練馬区立石神井松の風文化公園管理棟内
公式URL:ふるさと文化館・分室

 大正時代に生まれ、戦争を生き抜き、戦後『柳生武芸帳』や『薄桜記』などの剣豪小説で一世を風靡し、現在の石神井・大泉地域に住んだ練馬区ゆかりの芥川賞作家、五味康祐(大正10(1921)年~昭和55(1980)年)の生誕100年を記念する特集展示です。

五味康祐というと、長髪でいつも和服をまとい、「柳生もの」の剣豪小説や、「オーディオの神様」とも呼ばれる音響分野、音楽エッセイ、テレビ出演で有名になった人相手相の観相、野球評論、麻雀指南など、多くの顔を持っている印象です。ほんとうの五味さんはどこにいるのでしょうか。

展示では、蔵書やレコードコレクションなども含めて約2万点におよぶ五味コレクションのなかから、今回初めて明らかになった、純文学を志した時代の足跡や、受賞から68年目にしてようやく所在が判明した芥川賞正賞(時計)などを含めて展示し、戦中から戦後の高度成長期を時代の鏡のように生きたひとりの作家の求めたものを探ります。

 会期中のイベントでは、現代に生きる兵法「柳生新陰流」の実演を伴う講座や、五味コレクションのピアノによるクラシックコンサートを行います。ぜひご覧ください。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る