名称:「若冲と近世絵画」相国寺承天閣美術館
開催期間:
Ⅰ期 2021年4月29日(木・祝)~7月25日(日)
Ⅱ期 2021年8月1日(日)~10月24日(日)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:会期中無休
拝観料:
一般 800円
65歳以上・大学生 600円
中高生 300円
小学生 200円
※一般の方に限り、20名様以上は団体割引で各700円
主催:相国寺承天閣美術館 日本経済新聞社 京都新聞
協賛:一般財団法人 萬年会 鹿苑寺 慈照寺
協力:MBS
住所:〒602-0898京都府京都市上京区今出川通烏丸東入
TEL:075-241-0423
URL:承天閣美術館
十八世紀の京都では、多くの絵師たちがその腕を振るいました。今回は相国寺と深いかかわりのある京の絵師たちの絵画を中心に展示を行います。
第一章では伊藤若冲の「釈迦三尊像」などの作品を通じ、相国寺の僧侶と絵師達の交流の軌跡を追います。特に京都市中の大部分を焼き尽くし、京都に大きな爪痕を残した天明の大火(一七八八年)関連の資料と、その後に再建された相国寺方丈を彩った、原在中による杉戸絵もご披露いたします。相国寺僧と京絵師たちの災害からの復興に向けた軌跡をご覧ください。
さらに第三章には相国寺派寺院を彩ってきた絵師達の個性あふれる名品のうち、鹿苑寺からは伊藤若冲の重要文化財、鹿苑寺大書院障壁画五十面を、そして慈照寺からは与謝蕪村の描いた方丈上官之間の障壁画「山水人物図」をご披露いたします。また、池大雅や円山応挙など、十八世紀の京都画壇を彩る絵師達の画技もあわせてご覧いただきます。
相国寺、鹿苑寺(金閣寺)と慈照寺(銀閣寺)を代表する近世障壁画を中心に、寺院空間を彩った作品群をお楽しみください。
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