水野コレクション「眺める日本画 ―玉堂のみた建物・元宋が描く風景」水野美術館
名称:水野コレクション「眺める日本画 ―玉堂のみた建物・元宋が描く風景」水野美術館
開催期間:2021年6月12日(土) – 7月25日(日)
開館時間:9時30分 – 17時30分(入館は17時まで)
休館日:毎週月曜日
住所:〒380-0928長野県長野市若里6-2-20
TEL:026-229-6333
URL:水野美術館
春の里山に並ぶ茅葺き屋根の家や、青空に映える赤々とした紅葉―。
私たちの眺める景色には、山や河川といった自然、あるいは風景の一部を作り上げる橋やトンネル、民家などの建築物が存在します。
本展では、当館の所蔵作品から、風景とそこに表された建物をご紹介。例えば、国民的風景画家・川合玉堂は、豊かな自然景のなかに、昔ながらの木造橋や水車小屋を配した作品を残しています。一方、玉堂の孫弟子である奥田元宋は、あえて人物や建物を描かず、幽玄な四季の山々を展開しました。さらに、家屋の中と外の境界となる庭園や縁側の様子、また、国内外に実存する景色や建造物を描いた作品から、日本画のおける風景と建物の関係に注目します。
画家たちの表す多様な”眺め”をご覧いただき、旅先の光景を楽しむような気分に浸っていただければ幸いです。
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