「編集者 宮内嘉久―建築ジャーナリズムの戦後と、廃墟からの想像力」京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
名称:「編集者 宮内嘉久―建築ジャーナリズムの戦後と、廃墟からの想像力」京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
会期:2021年3月22日(月)から5月1日(土)
休館日:日曜日・祝日
開館時間:10-17時(入館は16時30分まで)
会場:京都工芸繊維大学美術工芸資料館
入館料:一般200円、大学生150円、高校生以下無料
*京都・大学ミュージアム連携所属大学の学生は学生証の提示により無料
住所:〒606-8585京都府京都市左京区松ヶ崎橋上町
TEL:075-724-7924
URL:京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
建築思想の潮流にジャーナリズムが果たした役割は小さくありません。他の文化領域と同様に、建築の世界の編集者も雑誌を言論の舞台として思潮を形成してきました。
展覧会では、戦後日本の建築界において、独自の仕事を残した編集者・宮内嘉久(1926-2009)を取り上げます。宮内は、雑誌や書籍の編集・出版を通じて、戦後の建築領域に批評性の高いジャーナリズムを確立しようと試みました。その後半生は、『新建築』などの業界大手の雑誌ではなく、個人誌や同人誌といったミニコミの出版に傾注します。
京都工芸繊維大学美術工芸資料館には、宮内嘉久の旧蔵資料が保管されています。この宮内嘉久資料は、書簡や会合のレジュメなど多くの資料が含まれており、戦後日本の建築界の動向を知るための貴重な証言となっています。
展覧会では、これら資料を初公開するとともに、編集者・宮内嘉久の仕事を通じて、戦後日本の建築ジャーナリズムが持ち得た意味を考えます。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。