名称:テーマ展「茶陶展」茨城県陶芸美術館
会期:2021年1月20日(水)〜5月9日(日)
※新型コロナによる臨時休館のため2月9日より公開予定
会場:茨城県陶芸美術館 2階第2展示室
開館時間:午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(ただし5月3日は開館)、5月6日(木)
主催L茨城県陶芸美術館
観覧料:一般320(260)円、満70歳以上160(130)円、高大生260(210)円、小中生160(130)円
※( )内は20名以上の団体料金。
住所:〒309-1611茨城県笠間市笠間2345 笠間芸術の森公園内
TEL:0296-70-0011
URL:茨城県陶芸美術館
豊かなる茶陶
茶陶とは、茶碗、茶入、水指、花生などの茶の湯で使う陶磁器の総称で、広くは懐石料理のための食器や酒器等を含みます。室町時代の茶の湯では、中国陶磁器(唐物)が使用されましたが、しだいに国産品(和物)がとって代わり、室町時代末期から江戸時代初期にかけてのわび茶の隆盛期には、和物の茶陶は、志野や瀬戸黒、織部などと独自の展開を見せ、いわゆる「桃山茶陶」が花開きました。
「桃山茶陶」の、歪みや非対称を取り入れた形状や大胆に抽象化した文様などの自由闊達な造形意匠は、当時の人々のデザインへの意志と鑑賞性への意識を強く感じさせます。この意匠性や造形思考は、時代を下って昭和の時代においても、つくり手にとっての指標となり続けました。そして現在では、いっそう自由に、むしろ自身の表現の延長線上で茶陶を制作する作家が活躍しています。このテーマ展では、豊かに展開する茶陶について、その一端ではありますが、ご紹介いたします。
主な出品作家と出品点数
東香織、伊勢﨑晃一朗、植葉香澄、江波冨士子(ガラス)、大石早矢香、大上伊代、大谷工作室、
加藤委、桑田卓郎、Keicondo、五味謙二、齋藤まゆ、酒井敦志之、坂井直樹(金工)、佐藤雅之、
須藤訓史、田泉夏実(漆)、高橋朋子、高橋奈己、田淵太郎、冨川秋子、永草陽平、奈良美智(現代美術)、新里明士、林恭助、林友加、福本双紅、穂髙隆児、松永圭太、松村淳、三上亮、水元かよこ、
御手洗真理、三輪華子、横山拓也、和田的
出品点数約100点
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