開館30周年記念 令和3年度春季特別展覧会「八代城主松井家の武器と武具」八代市立博物館未来の森ミュージアム
名称:開館30周年記念 令和3年度春季特別展覧会「八代城主松井家の武器と武具」八代市立博物館未来の森ミュージアム
開催期間:令和3年4月23日(金)~6月6日(日)
※4月24(土)より当面の間、臨時休館します。
休館日:4月24日(土)~当面の間
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
入館料:一般 700円(560円) 高大生 500円(400円)
*( )内は20名以上の団体料金
*障がい者手帳をご提示の方は無料
*中学生以下は無料 *常設展示もご覧いただけます
主催:八代市立博物館未来の森ミュージアム・八代市
特別協力:一般財団法人松井文庫
住所:〒866-0863熊本県八代市西松江城町12-35
TEL:0965-34-5555
URL:八代市立博物館未来の森ミュージアム
武将の美学 ここにあり!
戦陣を指揮する武将にとって、武器・武具は戦うための実用品であると同時に、自らの存在をアピールするファッションアイテムでもありました。武将たちは、武器・武具の使い勝手のみならず、その美しさにも気を配ったのです。
江戸時代に八代城主をつとめた松井家には、500点を超える武器・武具が伝来しています。これらの中には、平安時代末期から室町時代にかけて製作された姿の美しい刀剣、種々の材料や技法を駆使した肥後拵、蒔絵をほどこした豪華絢爛な馬具、兎の耳を模したユニークな形の兜、細川三斎流として名高い洗練されたデザインの甲冑、高級な羅紗を用いた派手な色合いの陣羽織などが含まれており、当代武将たちの美意識の高さをうかがうことができます。
また、松井家には、武器・武具を配した松井家歴代当主の肖像画が伝来しています。ここに描かれる武器・武具は、戦陣の褒美として主君から与えられたもので、拝領品である武器・武具が、御家の名誉を象徴する品として取り扱われていたことがわかります。
本展では、松井家に伝来する武器・武具とそれに関わる絵画・古文書など約100点を展示します。本展を通して、武器・武具の実用性を超えた意味について考えていただければ幸いです。
(本展は、昨年度開催する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で中止となったため、本年改めて開催するものです。)
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