トーキョーアーツアンドスペース レジデンス2021 成果発表展 「A Scoop of Light」トーキョーアーツアンドスペース本郷

トーキョーアーツアンドスペース レジデンス2021 成果発表展 「A Scoop of Light」トーキョーアーツアンドスペース本郷

名称:トーキョーアーツアンドスペース レジデンス2021 成果発表展 「A Scoop of Light」トーキョーアーツアンドスペース本郷
会期:2020年6月26日(土) – 8月9日(月・祝)
時間:11:00-19:00
休館日:6/28, 7/5, 12, 19
会場:トーキョーアーツアンドスペース本郷
クリエーター:船井美佐、菊地智子、Yuju、ユリアン・ヴェーバー、バディ・ダルル
入場料:無料
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 トーキョーアーツアンドスペース
提携機関:クンストラウム・クロイツベルク/ベタニエン、ベルリン市(ドイツ)、セマ・ナンジレジデンシー(韓国、ソウル)
住所:〒113-0033東京都文京区本郷2-4-16
TEL:03-5689-5331
URL:トーキョーアーツアンドスペース本郷

目まぐるしく更新される情報と技術の向上により、物理的距離を凌駕するかのように速く動いていた日常が、突如停滞した社会へと一変しました。図らずも世界がパンデミックにより一つとなり、同時に分断されたのです。 世界各地の提携機関とレジデンス・プログラムを実施しているTOKASでも、2020年はこれまでとは違う時間を過ごす1年でした。

今回紹介するアーティストたちは、移動や物理的な交流を制限された状況下において、それぞれ異なる条件でプログラムと関わり、本展への参加となりました。 本展に参加するアーティストたちは、社会のはざまに埋もれていたかもしれない現実に照準を合わせ、そこに光を当てることで、実際にいま私たちが暮らす世界に何が起きているのか、どう対峙していくべきなのかを探り出そうとしています。異なる社会で生きる人々の声に耳を傾けたり、自身の身の回りの気づきを紡いだりした彼らのさまざまな経験が、作品として共有されることで、新たな明かりを灯すかもしれません。

彼らが灯した一掬いの光によって、私たちがこれまで目を向けてこなかった世界―分断や明確な境界がなく、私たちからひとつづきのところにある場所―が可視化され、眼前に示される。そこには何もなかったのではなく、見えていなかっただけの事実が、光を受けて空中に漂い煌めく塵のように現れ、私たちを取り巻いていたことに気付かせてくれるでしょう。

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