特別展「FUSION~間島秀徳 Kinesis/水の宇宙&大倉コレクション~」大倉集古館
名称:特別展「FUSION~間島秀徳 Kinesis/水の宇宙&大倉コレクション~」大倉集古館
会期:2021年6月15日(火)~8月15日(日)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌火曜日) ※7月18日(日)は臨時休館の可能性がありますのでお問合せ下さい。
入館料:一般:1,300円/大学生・高校生:1,000円/中学生以下無料
※武蔵野美術大学の在学生は、学生証の提示により500円
※各種割引料金は、「利用案内」をご覧ください。
主催:公益財団法人 大倉文化財団・大倉集古館、
後援:武蔵野美術大学
協力:(株)ホテルオークラ、大成建設(株)
住所:〒105-0001東京都港区虎ノ門2-10-3
TEL:03-5575-5711
URL:大倉集古館
「THE STONE」シリーズは、写真家・西村裕介が約3年半にわたり日本全国を巡り、訪問した200におよぶ神社仏閣にて写し撮った石像の写真作品です。石に刻まれた先人の想いを、時を超えて今に伝える作品が連なります。
本展では、「THE STONE」シリーズの写真作品を中心に、同作品をもとに生み出されるアートディレクター・井上嗣也によるポスター作品、映像作家・牧 鉄馬による映像作品を展示いたします。写真の個展という枠を超え、写真・グラフィック・映像が融合する画期的な展示となります。
21_21 SHOPでは、本展会期中、同名の写真集『THE STONE』(リトルモア刊)を5月末の全国発売に先駆けて販売いたします。展示とともにお楽しみください。
間島秀徳が水の変成をテーマとして描き続けてきた(Kinesis)連作など近年の作品と、大倉コレクションの名品から、画家の眼により厳選された自然を想起させる絵画や工芸品の数々をコラポレーション展示します。
日本では山水を始めとする自然の景観を描くことが、古来最もポピュラーな画題であり続けました。間島は日本画の伝統を踏まえながら、その枠に捉われずに革新的な手法で創作に挑み、現代を代表する画家の一人として活動して来ました。大倉コレクションの中世から近代にわたる古典美術と、間島作品を取り合わせて同じ空間に配し、美術鑑賞における自由で多彩な視点を生み出すことをコンセプトとしています。アーテイス卜たちの時代を超えた感性のFusionが、新たな化学変化を生み出す瞬間をどうぞお楽しみください。
間島秀徳 Hidenori Majima
1960 年 茨城県取手市に生まれる
1984 年 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業
1986 年 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了
2000 ~ 01 年 文化庁在外研修員としてフィラデルフィア
(ペンシルバニア大学)、二ューヨークに滞在
2015 ~ 21 年 信州大学教育学部教授
2021 年~ 武蔵野美術大学教授
多くの個展、グループ展、美術館企画展を開催、
またパブリック・コレクションも多数ある
これまでの作品テーマである Kinesis( 変容・変化・変成 ) は、
作品テーマの核となる水と共に変化を遂げてきました。
東日本大震災では、水は物質的な脅威となりましたが、
水が流れ変化し続けることは、生と死を育む大地の営みそのものと捉え、
Kinesis の訳語として天地無常としたのです。
近年の個展タイトルの Earth Diving 以降は、地球に身を投じることで、
山水の今を表現できればと思っています。
大倉集古館の収蔵作品との時代を越えた共演が、
新たな化学反応を生み出すことを願っています。
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