「小原古邨-海をこえた花鳥の世界-」石川県立歴史博物館

「小原古邨-海をこえた花鳥の世界-」石川県立歴史博物館

名称: 「小原古邨-海をこえた花鳥の世界-」石川県立歴史博物館
会期:2021年4月24日(土)〜6月27日(日)
開館時間:9:00~17:00
料金:一般1000(800)円 大学生・専門学校生800(640)円
  高校生以下無料※( )内は20名以上の団体料金/65歳以上の方は団体料金
  リピーター割引
  前期の有料チケット半券を後期にお持ちいただくと団体料金に割引
休館日:展示替えによる休室日 5月24日(月)・25日(火)

主催:石川県立歴史博物館・北國新聞社
特別協力:中外産業株式会社
後援:NHK金沢放送局

住所:〒920-0963 石川県金沢市出羽町3-1
TEL:076-262-3236
URL:石川県立歴史博物館

「小原古邨-海をこえた花鳥の世界-」石川県立歴史博物館
「小原古邨-海をこえた花鳥の世界-」石川県立歴史博物館
「小原古邨-海をこえた花鳥の世界-」石川県立歴史博物館
「小原古邨-海をこえた花鳥の世界-」石川県立歴史博物館

金沢出身の絵師・小原古邨(1877~1945)。身近な自然が見せる一瞬の美をとらえた作品は、制作当時から海外で高い人気を誇り、近年国内でも注目を集めています。
明治10年に誕生した古邨は、花鳥画の名手・鈴木華邨(1860~1919)に師事。アーネスト・フェノロサの指導を受け、明治後期には版元・松木平吉のもとで花鳥版画を手掛けました。古邨の優れた表現力と、江戸時代以来培われた彫師・摺師の高度な浮世絵版画技術。それらが融合して生み出された繊細な作品は、多くが欧米にわたり現地の人々に愛されました。
そして大正末期頃からは、祥邨の号を用い、新版画の提唱者・渡邊庄三郎のもとで、作品を発表するようになります。華やかな彩色とモダンな画面構成が印象的な作品は、同時代のアメリカやポーランドなどでも展示され、大きな反響を呼びました。
本展では、浮世絵蒐集家・原安三郎のコレクションにかかる
明治期の作品に加え、ご子孫が大切に保管されてきた大正・昭和期の作品もよりすぐり、その画業の全貌を紹介します。あわせて、近代金沢の美術工芸品や師・華邨の作品から古邨のルーツを探るとともに、当時の美術動向を伝える豊富な資料を読みとき、古邨作品の海外受容の裏側に迫ります。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「返還30年 岐阜の赤羽刀総覧ー美濃伝をたどるー」岐阜県博物館
  2. 「春岱-稀代の名工-」瀬戸市美術館
  3. 特別展「岩合光昭写真展 こねこ」秋田県立近代美術館
ページ上部へ戻る