「晴マキ(マキは木へんに皮)幸一展 Springfield」下山芸術の森発電所美術館

「晴マキ(マキは木へんに皮)幸一展 Springfield」下山芸術の森発電所美術館

名称:「晴マキ(マキは木へんに皮)幸一展 Springfield」下山芸術の森発電所美術館
会期:2021年6月5日(土曜日)~2021年9月5日(日曜日)
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
  ただし、7月24日(土曜日)は午前9時~午後1時(入館は正午まで)
  ただし、9月5日(日曜日)は午前9時~午後3時30分(入館は午後3時まで)
会期中の休館日:月曜日(8月9日は除く)、8月10日(火曜日)
観覧料:一般600円、高校・大学生300円、中学生以下無料
(注意)団体料金はございません
住所:〒939-1383富山県砺波市高道145-1
TEL:0763-32-1001
URL:下山芸術の森発電所美術館

このたび「入善町 下山芸術の森 発電所美術館」(以下、発電所美術館)では、黒部市出身、埼玉県在住の彫刻家・晴マキ幸一(はれまき・こういち)の個展を開催いたします。
晴マキ幸一は、戦前から続く黒部の鉄工所を営む家に生まれ、幼少期から工場で遊び鉄に囲まれた環境で育ちました。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科で彫刻を学び、人体や具象の彫刻を制作していましたが、卒業後のある日、鉄工所で見つけた鉄屑に強烈に惹かれ現在の作風に変わりました。金属加工の技術を用いて鉄屑やスクラップ、シンプルな金属板などを本来の目的とは異なる形状に作り変えるという制作スタイルで、元の職人らによるものづくりの跡が感じられつつも、金属の新たな魅力や表現の可能性を追求しています。
本展では、1階中央に幅9m×奥行9m×高さ9mの巨大な新作を設置します。半径4m50cmの半円状の鉄製アーチを4つ組み合わせた形状で、作品下部の4本脚で自立しつつ、上部の4本の腕が天井を支えるかのようにそびえ立ちます。4本脚でできた作品下部の空間は自由に通行することが可能で、この空間を使い舞踏家による身体表現を交えたパフォーマンスも実施します。関連イベントとして会期中4日(全5回)を予定しており、音響や照明、映像なども取り入れ、現代美術に馴染みのない方にも楽しんで芸術に触れ合う機会を提供します。

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