上村洋一+エレナ・トゥタッチコワ「Land and Beyond|大地の声をたどる」ポーラ ミュージアム アネックス

上村洋一+エレナ・トゥタッチコワ「Land and Beyond|大地の声をたどる」ポーラ ミュージアム アネックス

名称:上村洋一+エレナ・トゥタッチコワ「Land and Beyond|大地の声をたどる」ポーラ ミュージアム アネックス
開催期間:2021年7月21日(水)〜8月29日(日)
開館時間:11:00 – 19:00 (入場は 18:30 まで)
料金:無料
休館日:会期中無休
住所:〒104-0061東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3F
TEL:03-5777-8600
URL:ポーラ ミュージアム アネックス

上村は、世界各地の、主に海で行ったフィールド・レコーディングを中心にサウンド・インスタレーションを手がけてきました。サウンドを軸に、ドローイング、映像、パフォーマンスでのコラボレーションなど多岐にわたる活動は、自身の聴覚や身体性から世界の流動的なプロセスを捉えようとするたえざる姿勢から発しています。
トゥタッチコワは、歩くという行為を通して各地の自然や人の物語を採集し、写真、映像、文章、ドローイングを含むインスタレーションとして展開してきました。並行して人々とともに歩くワークショップの開催や音楽、文章執筆も手がける彼女は、表現を超えて言語や物語という側面が立ち現れるプロセスを重視しています。
「Land and Beyond|大地の声をたどる」は、それぞれ知床という地に関わり制作を続けている二人のアーティストによる最新の歩みを発表すると同時に、相互に交差する世界観を知床という土地(Land)から出発しながら、土地と人との関係をより普遍的に喚起しうるもの(Beyond)として、見る側に投げかけます。
本展は、知床や北方圏のリサーチも展開する四方幸子をゲストキュレーターに迎え、三者の現地滞在を含む対話を介して生み出されたものです。

上村洋一 Yoichi Kamimura
http://www.yoichikamimura.com
1982年千葉県生まれ。聴覚や視覚から風景を知覚する方法を探り、主にフィールド・レコーディングを素材にサウンド・インスタレーションや絵画作品、映像作品、サウンド・パフォーマンス、音響作品などを制作し国内外で発表している。フィールド・レコーディングを「瞑想的な狩猟」として捉え、その行為を通して、人間と自然との曖昧な関係性を考察している。サウンド・インスタレーションは没入的なサウンドスケープで構成され、人間の持つ生物的な感覚を通して体験するものが多い。東京藝術大学大学院美術研究科修了。音響作品(CD)に『re/ports』、(Ftarri、2019年)がある。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. 第3回『山形県埋蔵文化財センター設立30周年企画展』山形県埋蔵文化財センター
  3. 2024伊丹国際クラフト展「酒器・酒盃台」市立伊丹ミュージアム
ページ上部へ戻る