「写真で紡ぐ展」高松市塩江美術館

「写真で紡ぐ展」高松市塩江美術館

名称:「写真で紡ぐ展」高松市塩江美術館
開催期間:2021年5月25日(火曜日)~2021年7月4日(日曜日)
会場:高松市塩江美術館 企画展示室
休館日:月曜日(祝日の場合は、翌平日)
※6月5日(土曜日)、6日(日曜日)、12日(土曜日)、13日(日曜日)、19日(土曜日)、20日(日曜日)は休館
開館時間:9時~17時(入室は16時30分まで)
主催:高松市塩江美術館
観覧料:
  【一 般】300円(団体240円) ※常設展観覧料含む
  【大学生】150円(団体 120円)
住所:〒761-1611香川県高松市塩江町安原上602
TEL:087-893-1800
URL:高松市塩江美術館
 
 今から28年前(1993年)、まだ珍しかった国際文化交流による町おこしと芸術との触れ合いを目的に始まった『日米ヤングアーテイストフェスティバルinしおのえ』(3回目から改称/しおのえ国際青年芸術祭)は、2002年までの10年間、町内を舞台に5回開催されました。

 この芸術祭は、当時、塩江にアトリエを構えていた香川県出身の川島猛(1930-/美術家)やアメリカ在住の大学教授・比嘉良治(1938-/写真家/沖縄県出身)などを講師陣に迎え、欧米と韓国そして日本各地からアーティストを志す若い学生10数名が、町内に約2週間滞在(ホームステイ)し、『塩江』をテーマに作品制作が行われたものです。
 
 本展では、学生や講師らにより制作された作品の中から約30点をご紹介します。特に、第2回(1995年)に講師を務めた比嘉良治のモノクロ作品は、光と影が絶妙なバランスを醸し出しています。また、第3回(1998年)に参加した学生のトーマス・ボベーは、夏の情景を幻想的に表現しています。     

 参加者それぞれの視点から、『塩江』を見つめ直した作品群は、今なお新鮮さを感じさせてくれます。
小さな町で、文化や世代の垣根を越えて、学生と住民が、写真をとおして紡いだ心温かな交流のひと時を作品から感じていただければ幸いです。

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