2021年 夏展「おもちゃが奏でるドイツの音色(後期)」エルツおもちゃ博物館
名称:2021年 夏展「おもちゃが奏でるドイツの音色(後期)」エルツおもちゃ博物館
開催期間:後期 2021年06月16日(水)〜2021年10月4日(月)
開催期間:【3月~4月】10:00~16:00【5月~10月】9:30~17:00
※最終入館は閉館の30分前
休館日:毎週火曜日 ※ただし、5月4日(火)は開館、7〜9月は無休
入場料金:【エルツおもちゃ博物館・軽井沢単館の場合】
大人 750円 中高生 500円 小学生 350円
【軽井沢絵本の森美術館/ピクチャレスク・ガーデンとの2館共通セット券の場合】
大人 1,400円 中高生 900円 小学生 650円
住所:〒389-0111長野県北佐久郡軽井沢町長倉193
TEL:0267-48-3340
URL:エルツおもちゃ博物館
楽器がモチーフのおもちゃとともにドイツの文化をご紹介。
ドイツ東部のエルツ地方は、木工おもちゃづくりで世界的に有名です。20世紀までは鉱業で栄えていましたが、やがて衰退していきます。人々は生計を立てるため、鉱業の技術や手先の器用さを活かして木工おもちゃを作るようになりました。おもちゃの題材となるのは、生誕や聖歌隊など日本では珍しいモチーフから、『グリム童話』などの物語、キリスト教の行事であるイースターやクリスマスなど、ドイツで大切にされてきた文化など様々です。また、虫たちの楽団や天使の楽団など楽器がモチーフのおもちゃも多くあります。
ドイツは、J.S バッハやルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン、ヨハネス・ブラームスなどの有名な音楽家を輩出しており、5月~6月には、「バッハ音楽祭」や「ドレスデン音楽祭」、8月末には「ベート―ヴェン音楽祭」が行われています。他にもリヒャルト・ワーグナーの楽劇が上演される「バイロイト音楽祭」など、大規模な音楽祭が開催されています。また、伝統的なカーニバルの風習では「バラの月曜日」にパレードを行う地域が多く、そこで音楽に合わせて歌ったり、踊ったりします。地域によっては、仮装をした音楽隊が練り歩くこともあります。このように、ドイツは音楽と関わりの深い国です。楽器がモチーフになっているおもちゃからは、音楽の身近さを感じられます。
本展では、ドイツの様々な文化について、楽器がモチーフになっているおもちゃとともにご紹介します。夏展では、特に楽器を持った天使たちのミニチュアを用いて、「バッハ音楽祭」や「ベートーヴェン音楽祭」、「バイロイト音楽祭」といった音楽祭について紹介しています。また、本物の卵に彩色したイースターエッグなども展示しています。楽器を奏でるおもちゃたちとドイツの魅力に思いを馳せていただけたら幸いです。
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