名称:企画展「鎌倉大仏-みほとけの歴史と幻の大仏殿-」鎌倉歴史文化交流館
開催期間:令和3年(2021年)4月24日(土曜日)~令和3年(2021年)7月17日(土曜日)
開館時間:10:00~16:00(入館は15:30まで)
休館日:日曜・祝日
主催:鎌倉歴史文化交流館(鎌倉市教育委員会)
会場:鎌倉歴史文化交流館 別館・考古展示室
観覧料:一般300〔210〕円 小・中学生100〔70〕円 ※〔 〕内は20名以上団体料金
住所:〒248-0011神奈川県鎌倉市扇ガ谷1-5-1
TEL:0467-73-8501
URL:鎌倉歴史文化交流館
高徳院本尊・国宝銅造阿弥陀如来坐像は、「鎌倉大仏」の名で鎌倉のシンボルとして、多くの人々に親しまれています。「鎌倉大仏」が造られた頃の鎌倉は、文化の大きな転換期を迎えていました。貞永元年(1232)に港湾施設の和賀江嶋が造築され、大陸からモノや文化が鎌倉に持ち込まれました。建長年間に入ると、建長寺の創建などを通して、鎌倉で宋の文化が一層広まっていきます。この時期に造られたのが「鎌倉大仏」であり、作風にも宋文化の影響を見ることができます。
一方でその歴史には多くの謎が残されています。近年、調査研究が進められ、平成12年(2000)から同13年(2001)にかけて行われた高徳院境内発掘調査により、大仏鋳造の工程を示す遺構や出土品とともに、大仏殿礎石に関わる遺構が見つかり、大仏殿の規模が明らかになりました。
本展では、「鎌倉大仏」に関わる出土品を中心に、解き明かされてきた大仏の歴史と宋文化との関わりについてご紹介します。また、最新の技術によって再現された「VR大仏殿」により、当時の大仏殿の壮大な姿を体験し、人々に親しまれるその魅力に迫ります。
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