企画展「夏色美人~清方がみた夏げしき~」鎌倉市鏑木清方記念美術館

企画展「夏色美人~清方がみた夏げしき~」鎌倉市鏑木清方記念美術館

名称:企画展「夏色美人~清方がみた夏げしき~」鎌倉市鏑木清方記念美術館
開催期間:2021年7月2日(金)~8月22日(日)
開館時間:午前9時00分~午後5時00分 (最終入館は午後4時30分まで)
  換気清掃時間:13:00~13:30(一時閉館するため、ご入館いただけません)
  ※20名以上の団体でのご来館を希望される場合は、事前にご連絡ください。
休館日:毎週月曜日(8月9日(月・振)は開館)、8月10日(火)
観覧料:一般 200円、小・中学生および同伴者は無料
住所:〒248-0005神奈川県鎌倉市雪ノ下1-5-25
TEL:0467-23-6405
URL:鎌倉市鏑木清方記念美術館

 鏑木清方は美人画家として広く知られていますが、清方自身は絵心が動くのは女性の美よりも季節の感覚や草木の魅力であるといい、中でも初夏から晩夏までの風情を好んで描きました。そして特に印象的なものとして、白地に藍染の浴衣、簾、風鈴、提灯、金魚鉢、朝顔、柴田是真の絵団扇等、江戸の庶民文化が色濃く残る明治の東京でよく見られた夏の風物を挙げました。
 明治の平和な市井の生活をこよなく愛した清方にとり、夏の風情は明治への郷愁をつよく誘うものでした。清方芸術の金字塔と評される《築地明石町》もまた、晩夏の風情と明治への追懐を重ね描いた作品です。
 本企画展では清方が描いた夏の景色を、《朝涼》《築地明石町》(下絵)をはじめ、《夕立雲》《手賀沼》等の風景画や、清方が意匠を手がけた浴衣資料も交えてご紹介します。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. 第3回『山形県埋蔵文化財センター設立30周年企画展』山形県埋蔵文化財センター
  3. 2024伊丹国際クラフト展「酒器・酒盃台」市立伊丹ミュージアム
ページ上部へ戻る