「日本の書1964×2021」成田山書道美術館

「日本の書1964×2021」成田山書道美術館

名称:「日本の書1964×2021」成田山書道美術館
開催期間:前期:令和3年5月22日(土)-7月11日(日)
     後期:令和3年7月17日(土)-8月29日(日)
   ※前後期で陳列替えを行いますが、どちらの会期でも1960年代の書と今日の書をご覧いただけます。
休館日:
   【前期】5/24, 31, 6/7, 14, 21, 28, 7/5(全て月曜日)
   【展示替え期間】7/12~16
   【後期】7/19, 26, 8/2, 10, 16, 23(8/10のみ火曜日、他は月曜日)
開館時間:9時-16時(最終入館は15時半)
入館料:大人500(350)円 高・大学生300(200)円 中学生以下無料
    ※( )内は20名以上の団体料金
住所:〒286-0023千葉県成田市成田640 成田山公園内
TEL:0476-24-0774
URL:成田山書道美術館

東京オリンピックを間近に控え、世界で日本が注目を浴びています。多くの人が日本を知ろうとする流れの中で、日本の書もまた注目され、私たちも日本人として自らの文化を改めて振り返る絶好の機会にあるのではないでしょうか。本展では、前回オリンピックが開かれた1960年代の書と、今日の書を合わせて展覧し、書の魅力に迫りたいと考えます。

1964年に開催された東京オリンピックは、日本の国際社会への復帰を象徴する出来事として語り継がれていますが、書はその先駆けとして重要な役割を果たしました。第二次大戦により生まれた国々の隔たりは、国交正常化前からの日中の書道交流や世界各地における書の展覧会の開催により次第に融和へと向かい、日本の書の奥深さと魅力を世界に発信してこの時代の世界の関心を日本にあつめる大きな要因となりました。今、時代を超えて語り継がれる名作は正にこの時代の遺産といえるでしょう。

時は流れ、東日本大震災を乗り越え、東京オリンピック招致に成功した日本は今まさに世界と人類の英知をかけて未知のウイルスに挑んでいます。多くの困難を乗り越え、協調を目指す今日の書もまたこの時代を語り、新たなる時代に希望を伝える遺産となるでしょう。

1964年と2021年、時代の変化と不変の精神をお楽しみください。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 特別企画展「源氏物語とみやび」佐野市立吉澤記念美術館
  2. 「没後30年・ドアノーの愛したパリ ROBERT DOISNEAU展」何必館・京都現代美術館
  3. 開館30周年 企画展「きれいな絵」香美市立美術館
ページ上部へ戻る