名称:特別展「ゆかたと藍の世界」高松市美術館
開催期間:2021年7月17日(土曜日)~8月29日(日曜日)
休館日:月曜日(ただし、8月9日(月曜日・振休)開館、翌8月10日(火曜日)休館)
開館時間:午前9時30分~午後5時(入室は閉館30分前まで)
※ただし金曜日・土曜日は午後7時閉館
会場:美術館2階展示室
企画協力:株式会社イデッフ
観覧料:
【一般】1,000円(800円)※65歳以上も一般料金
【大学生】500円(400円)
【高校生以下】無料
※( )内は前売及び20名以上の団体料金
住所:〒760-0027香川県高松市紺屋町10-4
TEL:087-823-1711
URL:高松市美術館
藍は、古くは奈良時代から現代に至るまで日本で衣服や布製品の染料として使用されてきました。中でも、ゆかたは、木綿が普及した江戸時代中頃から藍染と結びついて発展した染織品の代表でもあり、現代の私たちにとっても、藍染のゆかたは親しみのあるものとなっています。
本展では、ゆかたの歴史と変遷を振り返りながら、ファッションから現代アート作品まで「ゆかた」と「藍」をキーワードに紹介します。江戸時代の藍染衣装から、絹地に藍染が施された朝廷の女官の衣装、長板中形ながいたちゅうがたの技法で精緻な型染めをほどこしたゆかたなど、バリエーション豊かにお見せします。また、現代に至って、伝統的な長板中形の技法で人間国宝(重要無形文化財保持者)に指定された清水しみず幸太郎こうたろう(1897-1988)や、松原定吉まつばらさだきち(1893-1955)と、孫にあたる松原伸生まつばらのぶお(1965- )、伝統に基づく藍染を現代の衣服に取り入れ進化させたファッションブランドmatohu、藍の産地・徳島で藍の歴史を研究しながら、自然発酵建にこだわった藍染布の制作を続ける森くみ子(1959- )、さらに藍を表現手段として、着物だけでなく現代アートに昇華させた福本ふくもと潮子しほこ(1945- )らの作品も展示いたします。世代を越えて多種多様に展開していく「ゆかた」と「藍」の世界をお楽しみください。
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