村上原野“縄文の響”展「若き縄文アーティストの鬼才が遺した仕事と夢」津南町農と縄文の体験実習館 なじょもん

村上原野“縄文の響”展「若き縄文アーティストの鬼才が遺した仕事と夢」津南町農と縄文の体験実習館 なじょもん

名称:村上原野“縄文の響”展「-若き縄文アーティストの鬼才が遺した仕事と夢-」津南町農と縄文の体験実習館 なじょもん
開催期間:2021年7月17日(土)〜8月22日(日)
開館時間:9:00~17:00(最終入館16:30)
料金:無料
休館日:7月19日(月)
住所:〒949-8201 新潟県津南町下船渡乙835
TEL:025-765-5511
URL:津南町農と縄文の体験実習館 なじょもん

ひたすら心を沿わせてきた縄文のかたち。
いにしえの土器・土偶をなぞり動かしてきた手が、いまようやく自分の奥深くから涌き立ってくるゆらめき、リズムに突き動かされて文様を渦巻かせている。
いまここにある縄文。
奥底に根付くものを、蕾から花開かせどこまでも飛翔させてゆきたい。
(村上原野)

<村上原野プロフィール>

縄文造形家/北海道浜益村出身 1987年生まれ。
岡山県新見市 猪風来美術館を拠点に創作活動を行う。
村上原野は北海道の大自然の息吹と、父(猪風来)の縄文造形作品にかこまれて育つ。
中学生の時は新潟県で火焔型土器の発掘に立ち会う機会をもち、またエクアドルの野焼きの村を訪ねる父子の旅も経験。
2010年猪風来美術館で本格的に縄文修行に入り、彼は縄文土器・土偶の徹底的な模写を通して体得した縄文の心と技を基盤として「現代に生きる己の感性」によるニュー縄文造形を創出する。
また「土器・土偶作り」「縄文野焼き」の指導・実演など各地で普及活動も実施。
近年では多ジャンルの若手縄文アーティストらと『ARTs of JOMON』展を国内外で展開し、2015年には米国デンバー展、2017年にはマレーシア展に参加。
2019年には米国ボルダー市“縄文の祭典”で北米初の縄文野焼きを実現。
その技量と根源力が高い評価を受けている。
2020年2月16日未明、作品完成直前に逝去。享年32歳。

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