「日本スキー発祥110年記念 レルヒ少佐と高田の友人たち」上越市立歴史博物館
名称:「日本スキー発祥110年記念 レルヒ少佐と高田の友人たち」上越市立歴史博物館
開催期間:令和3年7月10日(土曜日)から9月5日(日曜日)まで
開館時間:午前9時から午後5時まで
(注)観覧券の販売は閉館時間の30分前まで
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日、年末年始
(注)観蓮会期間中(7月17日(土曜日)から8月22日(日曜日)まで)は無休
住所:〒943-0835新潟県上越市本城町7-7(高田公園内)
TEL:025-524-3120
URL:上越市立歴史博物館
明治44年(1911年)1月12日、日本で初めての本格的なスキー指導が陸軍第13師団歩兵第58連隊(現在の上越市立城西中学校)で行われました。スキー指導を行ったのはオーストリア・ハンガリー帝国のテオドール・エドラー・フォン・レルヒ少佐でした。レルヒは、軍隊の視察を目的に来日し、明治44年1月5日から翌明治45年1月24日までの1年余り高田に滞在しました。
レルヒの高田滞在はわずか1年余りでしたが、軍人はもとより一般の市民たちとも、趣味である狩猟や絵画を通じて親しく交流を深めました。レルヒのアルバムには、高田の風景とともに親交を重ねた友人たちの写真が収められています。レルヒと高田の人びととの交流は、ただ単にスキー指導を通じた「師弟」関係だけではなく、国境を越えた「友人」としての関係を育んだ深い交わりだったのです。
令和3年(2021年)1月12日、レルヒによるスキー指導のはじまりから110年の節目を迎えました。本展では、レルヒと高田の友人たちとの交流の様子から、スキー指導にとどまらないレルヒの側面や人柄を紹介します。
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