「華の都 江戸-名所江戸百景名品選-」中山道広重美術館

「華の都 江戸-名所江戸百景名品選-」中山道広重美術館

名称:「華の都 江戸-名所江戸百景名品選-」中山道広重美術館
開催期間:2021年7月23日(木曜・祝日)~8月22日(日曜日)
休館日:毎週月曜日
開館時間:午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分まで)
住所:〒509-7201岐阜県恵那市大井町176-1
TEL:0573-20-0522
URL:中山道広重美術館

広重晩年の傑作「名所江戸百景」。画面いっぱいに描かれた梅の木が印象的な「亀戸梅屋舗」や、夕立に慌てふためく橋上の人意図を描いた「大はしあたけの夕立」などは、日本だけでなく海外でも広く知られた作品です。本展では、本揃物の中でも特に有名な作品を中心に出陳します。

「名所江戸百景」は、初代広重の手になる118図に図案家・梅素亭玄魚の目録、そして二代広重の落款のある1図を合わせた計120図の、広重畢生の大作です。タイトルが「百景」となっているのは、当初は百図で完結するはずだったものが、売れ行き好調につき予定を超えて制作を続けることになったから、と一般的には考えられています。  一般的に江戸名所絵は、仕事や観光で江戸を訪れた人々にとって土産物の役割を果たしたといわれています。しかし、「名所江戸百景」の中には、一般的に江戸の名所とはいえないような場所を描いた作品がいくつもあります。これらの場所は、広重と同じく江戸に暮らす人々が楽しみ、共感することのできる「隠れた名所」でした。「名所江戸百景」は、江戸っ子のための江戸名所絵と見ることもできるのです。  本展では、生粋の江戸っ子絵師・広重描く華やかなりし江戸名所の数々を、四季折々の風景と共に見ていきます。

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