特別企画展「唱歌!西洋音楽がやって来た―明治の音楽と社会―」兵庫県立歴史博物館
名称:特別企画展「唱歌!西洋音楽がやって来た―明治の音楽と社会―」兵庫県立歴史博物館
開催期間:2021年07月17日(土) 〜 2021年09月05日(日)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日
※8月9日(月・振替休日)は開館
8月10日(火)は休館
会場:兵庫県立歴史博物館 ギャラリー
主催:兵庫県立歴史博物館、神戸新聞社
後援:兵庫県、兵庫県教育委員会、NHK神戸放送局、サンテレビジョン、ラジオ関西
特別協力:山国隊軍楽保存会
協力:山陽電気鉄道株式会社、神姫バス株式会社
協賛:公益財団法人グローリー小学生育成財団
住所:〒670-0012兵庫県姫路市本町68
TEL:079-288-9011
URL:兵庫県立歴史博物館
西洋音楽が本格的に日本に導入されたのは、明治期です。多くの人々にとっては、小学校で習う唱歌が最初に出会う西洋音楽でした。そして唱歌が生まれて約140年経つ今、世代を問わず広く親しまれ伝統的な日本の歌と感じられるほど、私たちの身体になじんでいます。
この展覧会では、幕末における西洋音楽との出会い、明治期の西洋音楽の導入とその影響などを、唱歌を中心に紹介します。
展覧会の構成とおもな展示資料
日本人が西洋音楽に出会った幕末から、唱歌が身近なものになった明治の終わりまで、明治日本における西洋音楽の流れとその影響を見ていきます。
1.幕末ドラムマーチ 西洋音楽との出会い
幕末の日本人と西洋音楽の出会いを見ていきます。
2.西洋音楽のことはじめ 唱歌の誕生
明治になり、本格的に西洋音楽を取り入れて、唱歌が作り出されていく過程を追います
3.唱歌の変容
口語体の歌詞、ピョンコ節と言われる親しみやすいリズムという変化が唱歌にあらわれて、子どもたちに浸透していく様子を紹介します。
4.唱歌と軍歌
日清、日露戦争が起こり、広く歌われるようになった軍歌を見ていきます。
5.音楽を楽しむ
ハイカラな音楽隊の演奏や西洋音楽由来の楽器など、人々がさまざまに西洋音楽を楽しむようになった様子を紹介します。
6.唱歌調の流行
唱歌が学校にとどまらず、その曲調をもつ歌が多くの人々に親しまれ、宝塚少女唱歌隊結成などにつながる様子を紹介します。
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