企画展「河井寬次郎と島根の民藝 ─手がつくる、親しいかたち─」島根県立石見美術館

企画展「河井寬次郎と島根の民藝 ─手がつくる、親しいかたち─」島根県立石見美術館

名称:企画展「河井寬次郎と島根の民藝 ─手がつくる、親しいかたち─」島根県立石見美術館
会期:2021年9月11日(土)〜11月1日(月)
会場:島根県立石見美術館
休館日: 火曜日
開館時間:9:30〜18:00(入館は17:30まで)
観覧料:
  ・企画展=一般 1,000円(800円)、大学生 600円(450円)、小中高生 300円(250円)
  ・企画・コレクション展セット=一般 1,150円(920円)、大学生 700円(530円)、小中高生 300円(250円)
  ※( )内は、20名以上の団体料金
住所:〒698-0022島根県益田市有明町5-15
TEL:0856-31-1860
URL:島根県立石見美術館

企画展「河井寬次郎と島根の民藝 ─手がつくる、親しいかたち─」島根県立石見美術館
企画展「河井寬次郎と島根の民藝 ─手がつくる、親しいかたち─」島根県立石見美術館

大正から昭和にかけて活躍した陶芸家・河井寬次郎(1890~1966)は、島根県安来市出身です。京都を拠点に、初期から晩年まで様々な釉薬や制作技法を駆使し、多彩な作品を創り出しました。

河井は、柳宗悦(1889~1961、思想家・宗教哲学者)や濱田庄司(1894~1978、陶芸家)らとともに「民藝運動」を興したことでも知られています。当時、民衆の手仕事による工藝品は「下手物」と呼ばれ、評価されていませんでしたが、河井たちは「下手物」に美しさを見出し、代わる呼び名として「民衆的工藝」略して「民藝」という言葉をつくりました。その後は、各地で民藝品の調査・蒐集を行うとともに、民藝という美の概念を人々に訴えました。

本展では、河井寬次郎の初期から晩年までの仕事を、島根県立美術館(松江市)のコレクションからたどります。合わせて、民藝運動を全国に推進した作家たちの作品や、島根の民藝についてもご紹介します。河井の豊かな造形と、ご当地ならではの手仕事の魅力をお楽しみください。

河井寬次郎《三色扁壷》1962(昭和37)年 島根県立美術館蔵
河井寬次郎《三色扁壷》1962(昭和37)年 島根県立美術館蔵
河井寬次郎《茄紫螭龍茶甌》 大正10年(1921)頃 島根県立美術館蔵
河井寬次郎《茄紫螭龍茶甌》 大正10年(1921)頃 島根県立美術館蔵

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