企画展「COME on 山陰弥生ライフ 米作りはじめました」島根県立古代出雲歴史博物館

企画展「COME on 山陰弥生ライフ 米作りはじめました」島根県立古代出雲歴史博物館

名称:企画展「COME on 山陰弥生ライフ 米作りはじめました」島根県立古代出雲歴史博物館
会期:2021年9月17日(金)~11月14日(日)
開館時間:開館時間:午前9時~午後6時(入館は、閉館時間の30分前まで。)
住所:〒699-0701島根県出雲市大社町杵築東99-4
TEL:0853-53-8600
URL:島根県立古代出雲歴史博物館

山陰は、日本海交流を通じていち早く稲作やその文化が入ってきました。そして農耕社会を確実に熟成させ、特徴ある青銅器文化の開花、四隅突出型墓といった王墓が誕生しました。
どのようにして農耕文化が始まり展開したのか、縄文時代晩期から弥生時代前期にかけての人々が残した文物を中心に紐解いていきます。

弥生時代の炭化米 (松江市西川津遺跡/島根県埋蔵文化財調査センター蔵)
弥生時代の炭化米 (松江市西川津遺跡/島根県埋蔵文化財調査センター蔵)

稲作による田園風景は、日本列島各地の四季を彩る重要な景観を構成しています。稲作は、今から3000から2800年前に朝鮮半島から北部九州に伝わり、列島各地に広まったとされています。山陰は、イネ等の大陸系穀物が日本列島の中でも早い段階に入っていることが明らかとなる等、日本海を通じた交流によって農耕文化の様々な文物がいち早く入ってきた地域です。
本展覧会では、縄文時代から弥生時代にかけて山陰地方や周辺地域の人々が残した文物を中心に紐解きながら、農耕社会形成過程の具体像に迫ります。

(佐賀県菜畑遺跡/唐津市教育委員会蔵)画像右:【山口県指定文化財】米づくりが始まった頃の人面土製品
画像左:【唐津市指定文化財】初期の石包丁 (佐賀県菜畑遺跡/唐津市教育委員会蔵)画像右:【山口県指定文化財】米づくりが始まった頃の人面土製品 (山口県綾羅木郷台地遺跡/山口県埋蔵文化財センター蔵)
(神奈川県勝坂遺跡/相模原市立博物館蔵)画像右:【唐津市指定文化財】米づくりが始まった頃の玉類
画像左:【相模原市指定文化財】多量のマメ類圧痕がある縄文土器 (神奈川県勝坂遺跡/相模原市立博物館蔵)画像右:【唐津市指定文化財】米づくりが始まった頃の玉類 (佐賀県菜畑遺跡/唐津市教育委員会蔵)
【重要文化財】最古の王墓の副葬品 (福岡県吉武高木遺跡/文化庁蔵)
【重要文化財】最古の王墓の副葬品 (福岡県吉武高木遺跡/文化庁蔵)
米づくりの一部始終を伝える近世の農耕彫刻 (宇都宮市瓦谷町上自治会蔵)
米づくりの一部始終を伝える近世の農耕彫刻 (宇都宮市瓦谷町上自治会蔵)

【関連講座 第1回】
弥生ライフのはじめ方-近畿の場合、そして山陰
[日時]2021年9月18日(土)午前10時から午前11時半
[講師]秋山 浩三氏(大阪府立弥生文化博物館 副館長)
[場所]古代出雲歴史博物館 講義室
[料金]無料
[定員]60名(事前申込制)
[申込]電話:0853-53-8600/FAX:0853-53-5350/しまね電子申請(準備中)

【関連講座 第2回】
発掘調査から描く九州弥生ライフ-弥生時代の日韓交流と社会の変化-
[日時]2021年10月9日(土)午前10時から午前11時半
[講師]山崎 賴人氏(小郡市教育委員会主査)
[場所]古代出雲歴史博物館 講義室
[料金]無料
[定員]60名(事前申込制)
[申込]電話:0853-53-8600/FAX:0853-53-5350/しまね電子申請(準備中)

【関連講座 第3回】
米作りをはじめた頃の出雲と関門地域の交流
[日時]2021年10月31日(日)午前10時から午前11時半
[講師]田畑 直彦氏(山口大学埋蔵文化財資料館 助教)
[場所]古代出雲歴史博物館 講義室
[料金]無料
[定員]60名(事前申込制)
[申込]電話:0853-53-8600/FAX:0853-53-5350/しまね電子申請(準備中)

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. 第3回『山形県埋蔵文化財センター設立30周年企画展』山形県埋蔵文化財センター
  3. 2024伊丹国際クラフト展「酒器・酒盃台」市立伊丹ミュージアム
ページ上部へ戻る