写真展「写真の中の東京は、」東京工芸大学 写大ギャラリー

写真展「写真の中の東京は、」東京工芸大学 写大ギャラリー

名称:写真展「写真の中の東京は、」東京工芸大学 写大ギャラリー
会期:2021年6月14日(月) ~ 2021年9月4日(土)
開館時間: (月〜金)10:00 ~ 18:00、(土)10:00 ~ 17:00
休館日:日曜日
  2021年7月23日(金)
  2021年8月1日(日)~ 2021年8月9日(月)
入場料:無料
会場:東京工芸大学 写大ギャラリー
展示作品:写真作品 約70点
主催:東京工芸大学 芸術学部
〒164-8678 東京都中野区本町2-4-7 5号館(芸術情報館)2F
TEL:03-3372-1321 (代)
地下鉄丸ノ内線/大江戸線 中野坂上駅下車 1番出口・徒歩7分 
URL:東京工芸大学 写大ギャラリー

 東京大空襲そして復興。東京オリンピックのための整備と拡張、バブル景気による建設ラッシュ。圧倒的なスピード感で大きく変化し続けてきた東京は、いつの時代においても写真家にとって魅力的な被写体でした。同時に変化を続けるがゆえ、とらえどころがなく、どのような都市であるとひとつの言葉では言い表すことが難しいとも言えるでしょう。

 しかし多くの写真家が独自の視線で切り取った写真の中には、それぞれの時代の東京の断片が確かに記録されています。

 本展では、写大ギャラリーコレクションの中から、1930年代から2010年代まで、東京で撮影された作品をご覧いただきます。空襲以前の1930年代を土門拳、戦後の1940年代を木村伊兵衛、1960年代、安保闘争や東京オリンピックを撮った中谷吉隆、1970年代、そこに生きる人たちをまっすぐな視線でとらえた須田一政など、年代ごとに一人の作家の作品で構成しました。一人の作家が、その時代において、どのような考えを持ち、アプローチをしたのか。それぞれ個性が異なる写真であることが、この都市の複雑な姿を表してるようにも感じられます。そして写真の中の東京は、その時代の姿のままで留まり、当時の雰囲気やエネルギーを濃厚に伝えてくれます。

 今現在も変貌を続ける東京のこれまでと、その時代を代表する写真家の個性を感じていただけたらと存じます。

出品作家
土門拳、木村伊兵衛、田沼武能、中谷吉隆、須田一政、安達洋次郎、築地仁、本城直季、森山大道

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「動き出す浮世絵展 TOKYO」寺田倉庫G1
  2. 特別展「答志島~古代から続く海民たちの島」鳥羽市立海の博物館
  3. 「うつす美 ─ 江戸時代の絵画学習」京都府京都文化博物館
ページ上部へ戻る